ここ最近、SpotifyやApple Musicと言った定額の音楽配信サービスについていろいろと述べてきてたのですが、月々980円で音楽が聴き放題、ということが経済的には助かるとは言え、なんかモヤモヤ感を持っていました。

昨日もそんなことを考えていて、なんでモヤモヤするんだろうと思ってたのですが、ようやく分かりました。

それは、

私が聴いているこの音楽はオレのものなのだろうか?という疑問です。

昔は、レコードショップに行って、LPなりシングルなりCDを買って、家に帰って自分でお金を出して買った作品を聴いていました。

最近は、iTunes Storeで同じようにアルバム(乃至は曲)を買って、ダウンロードすることが多くなりました。

これが定額サービスになると、月々980円を払って好きな作品をダウンロードできるようになりました。これでいろんな音楽に出会える楽しさが増えました。

でも、考えて見たら、もし私が月々の支払いをやめた途端、これら音楽は聴けなくなってしまうのです。

これは、もしかして私がサービス業者が持ってるカタログを借りて聴かせてもらっているのではないかと。

Spotifyの場合、無料でも聴けますが、その場合でも「無料会員」である必要があります。広告主が私の代わりにお金を払っているに過ぎない。

あれ?音楽ってそういうもんだったっけ?と思うわけです。

音楽が手軽に聴けるようになった一方、音楽という芸術の価値が低くなった感じもあります。こういうサービスに反対して許諾しないアーティストがいることも何となくわかった気がします。今更ですが。

ついでに言うと、私が以前からやっているアルバムレビューのブログ (こちらです。見てくださいね) は、自分でお金を出した作品をレビューする、と言う原則にしていたので、定額サービスで聴いてるアルバムをレビューすることはどうなんだろう?と思うのです。

でも、これも時代なのでしょう。受け入れなくてはいけないのかもしれません。

これからはもっといろんな音楽に出会って、残したい作品はレビューしていくことにします。

私のアルバムレビューでは、アマゾンへのリンクも貼ってあるので、興味があればアマゾンから是非購入ください。

最後はブログの宣伝になりすみません。ではまた。