
ブログネタで「カセットテープ知ってる」言うものが。改めて、そういう時代なんですねえ、という気持ちです。
カセットテープは、このブログのタイトルにもあります様に、私の青春の1ページに他なりません。
私が中高生だった30-35年前は、カセットテープのみが一般庶民の録音手段でした。レコードだけじゃなくエアチェック(もはや死語)にも大活躍しました。
大昔は30分、60分、90分、120分の4種類しか有りませんでしたけど、その後46分テープという、レコードがちょうどいい感じで入るテープが発売され、良く使いました。エアチェックには120分を多く使いましたが、120分テープは薄くて伸びやすかったので、後で60分テープとかに編集してました。間のトークとかは外して。
そのうち46分では収まりきれないレコードが出てきた頃、50分とか54分とかが登場。80年台半ば頃でしょうか。64分、70分、74分、80分っていうのも出てきましたね。テープの磁性体もバラエティに富んできて、クロムテープやらメタルテープやらが登場。カセットテープ全盛期でした。
私は全盛期に1500本くらいのテープを所有していましたが、結婚を機にほとんど処分してしまいました。その頃はだんだんカセットテープが衰退し始めていて、MDの時代になりつつあったので、タイミングとしては仕方がないかなと。でも勿体なかったなと少し後悔しています。
そう言えば、処分していないテープの中には、私が高校時代組んでいたバンドの演奏が収められたテープが2本あります。カセットデッキがないので随分長いこと聞いてませんが、聞けるのかなあ。このまま化石になってしまう運命なのかもしれません。