アメブロを始めてから約1ヵ月。実は、私はこれ以外にも音楽愛好家としてのブログ(アルバムレビュー)をやっているのですが、愛機のMacBookが3月に壊れてしまい、最近全く更新できずにいます。

MacBookには、私の音楽データを始め、アルバムレビューを書くために調べた情報などが入っているので、残念ながら新しいパソコンを買うまではお休みです。(ハードディスクのデータが壊れていないのは不幸中の幸い…。)

一方こちらのブログは、あまり調べたりすることがなく、ちょっとしたときに原稿を作って公開できるので、比較的順調に更新して来ているとは思います。

さて今回は、ちょっと趣向を変えてBCLについて少し書こうかと思います。

私がBCLに興味を持ったのは、もともとテレビよりラジオが好きだったということもあるのですが、小学4年生の時(1976年頃)に自作ラジオを作ったことがきっかけでした。

自作ラジオと言っても、紙でできた小さな箱にコンデンサを取り付け、直径10mmx長さ100mmくらいのパイプに銅線をコイル状に巻き、コイルの上部を軽く紙やすりで磨いて、小さなボルトとナットで固定した金属の細い棒を接触させるとラジオが聴ける、というレベルのものでした。多分何かの付録だったように記憶しているのですが、確かではありません。

スピーカーはなくイヤホンのみ。またアンテナは自宅のコンセントに差し込むという、今思えば結構危険な付録。でもこれでニッポン放送とか文化放送とかがノイズの中からかすかに聴こえてきたときはさすがに感動ものでした。

ちょうど同じ頃、アマチュア無線初級の免許を取ろうと、参考書で勉強を始めました。しかしやっぱり普通の小学4年生にとっては専門用語がどうしても頭に入らず、数か月で挫折。でも電波の種類・特徴が分かり、ラジオに対する興味はさらに膨らんでいきました。

その後、近所の行きつけの本屋さんで山田耕嗣著「BCLブック」を発見。当時480円という価格は私にとって負担でしたが思い切って購入し、本が破れるほど読みました。

その中で興味深かったのは、受信報告書を放送局に送ると「べリカード」を送ってくれる、ということでした。日本国内はもちろん、世界各国で日本向けに日本語放送が行われていて、各局が趣向を凝らしたべリカードを送ってくれるとのこと。

これはやってみたい!(免許も要らないし)

これが、私がBCLに目覚めた瞬間なのでした。

今度実家に行ったときにでも、当時の資料を探してみようと思います。