眠らぬ天使のハートビート -2ページ目

眠らぬ天使のハートビート

 ブログ読者専門のつもりで登録したのですが、たまには書いてみようと思い、立ち上げました。
 一人旅の思い出です。不定期で、あまり進まないかもしれませんが、ごめんなさい。

 ハリウッド通りは、「比較的」サンセット・ストリップから近かったので、私にはよい散歩だった。ハリウッドのアパートの辺りから入り、マンズ・チャイニーズ・シアターを目指す。

 アパートの辺りは割と静か。1、2ブロック行って信号を渡るといよいよ賑やかなエリアに入る。とたんにロックTシャツを売る店が目立つようになる。あちこち冷やかしながら歩いていると、パーキング・メーターに片腕をついて立っていた男性が声をかけてきた。

 「小銭貸してくれる?」(要するに小銭をせびっている。小ざっぱりした身なりで、暇つぶしに声をかけているとしか思えない。)

 できるだけ丁寧に"No..."と応えた。だって、「駄目!」なんて語気強く断ったら、感じ悪いし、意地悪されたくないもの。すると・・・、

 「ありがとう。」

(え・・・?私、断ったんだけど・・・?)

 こじつけて考えるに、丁寧に断ったからか、あるいは、無視しないでクソ真面目に応えたから?

 まあ、それはそれで、いいか。(後日書く予定だが、お金をせびられて断ったのに、お礼を言われたことは2回ある。後日、地元の人に話したら、極めて珍しい、と妙に感心された。)

 流石、ハリウッド、と面白かったことがもう一つ。いや、思い出してこそ「面白い」と言えるのであって、その時は死に物狂い、と言ったほうが当たっている。

 マンズ・チャイニーズ・シアターでスリに用心しながら写真を撮って、もう少し先に歩いていくと、向こうから大柄な金髪の女性が叫びながらやってきた。目をムイていて、薬物でもやっているか、とにかく尋常ではなかった。危ないな、と思ったので、心の準備はしつつ、視線をそらして歩いて行くと・・・、やっぱり!「彼女」が殴りかかってきた。とっさにしゃがみ、うしらからのパンチに備えて振り返ると、何事も無かったかのように歩き去っていくところだった。・・・やれやれ、青アザつくらなくてよかった。いや、あの体格だから、鼻の骨くらい折っていたかもネ。これも観光のうち、か。

 お土産は、ガードナー通りからみたハリウッド・サインとカテドラル。なかなかよい眺めだった。<つづく>