お隣の机のナマステ主任さんのお師匠さんの一人だというコンドーさん(もちろん仮名です)の机の上には、手書きの名簿がいつのまにか置いてある。

 

 私はまったく気にしていなかったが、コンドーさんに聞かれて、初めて、それがコンドーさんの受け持ち区域の集金不良の読者の名簿だとわかった次第ですね。、

 

 私が集金に行っている読者も2件ほどあった。

 

 集金不良といっても、もともと私がためたわけではない、あの有名な?集金パートの岡村さん(仮名)の集金区域で、いつものことながら、もっと早く私の方に回していてくれたらと残念が気持ちでいっぱいですね。

 

 2件とも通称・マッチと呼ばれている貧乏長屋の読者さんだが、驚くことに2件とも、VIP会員(仮称でゴールド会員とかですね)なのだ。

 

 貧乏長屋住まいの老人夫婦が、集金不良だというのに(もっとも、厳密には集金不良ではない、1件はほぼ毎月払ってくれるし、もう1件は、2ヶ月に1回は払ってくれるからだ)、なぜVIP会員(仮称でゴールド会員とかですね)になっているかということですね。

 

 実際に、貧乏長屋住まいの見るからに気の毒そうなというか弱そうな老夫婦が、今月は、お父さんが(お爺さんですね)病院に通院して・・・と言われれば、女性の集金パートさんだけでなく、私だって、また来月でいいですよということになりますね。

 

 ちなみに、女性の集金パートさんんならもう、集金に行かないでしょうね。

 

 マッチ(貧乏長屋)、古いアパート、暗い感じの古い家、どかたの飯場、等には集金に行けないという女性パートさんは多いですね。

 

 でもじゃあ来月に2ヶ月分まとめて払ってくれるかというと、1ヶ月しか払ってくれないので、徐々にですが、微増で、集金がたまるばかりですね。

 

結局、集金不良で、集金がたまった読者さんのところを訪問してみると、たいてい読者さんは、集金に来ない!というが、私などがそれから毎月集金に行ってみてわかることは、数ヶ月に1回ぐらいは、今月はちょっと待ってくれ!と言われるんで、たまっている集金もたまることはあっても減ることはないということですね。

 

 

 サラ金か闇金の取り立てではないので、これは仕方がないですね。

 

もっとも、そんなことを言っていられるというのも、結局、この店は集金にもノルマがないからでしょうね。

 

 

 でも結局、昔は店員が少ない上に、集金を任せられるような店員がいないので、私が、そういう集金不良の読者を引き受けて、気長に1ヶ月づつでもいですからということで、もらっていたということなんですね。

 

  そういうわけで、私は善意の集金人のつもりなんですが、お客さんも、お前がためた!と言うようなことを言う人も多いですし、何より、同じところで働いている専業さんが、もう私が集金をためている!といいますからね。

 

 実際に、お客さんは、言いわけしてもダメだ!集金人は、あんたしか見たことはない!と断言しますからね。

 

 集金パートさん、集金に回っていないんですね。