そういうわけで、3月で2年経過し、契約切れ?で、今度は別の外国に留学する予定だった、3年目に入った北方系アジア人留学生のノコッタ君(でもデブではないし、まわしもつけてない)の遅れてやって来た後釜の同じ国出身の新人留学生君の順路取りだが、順調に進んでいるといったらいいのか、遅れているといったらいいのか。

 

 というのも、ノコッタ君が一番最初に来た時の区域のように、山の中腹を切り開いた造成された碁盤の目のような一戸建ての団地だけの区域なら覚えやすくていいのだが、今年の4月から部数が減ったということで区域調整が行われ、S台の団地+旧5区の一部の郊外の農村地帯の区域をくっけてしまったので、話がややこしくなっているところですね。

 

 もっとも、比較的に覚えやすい碁盤の目のような団地といっても、ノコッタ君の出身の国から来る留学生さんたちは、まったくの素人のようなので、覚えやすいといっても、そこそこ時間はかかります。

 

 反対に南方系のアジア人留学生さんたちは、簡単な新聞屋の知識を教えてもらって来るのか、覚えるのが早く、すぐにそこそこ配達出来るようになります。

 

 もっとも、新聞配達というのは基本的には簡単な仕事なので、今回の南方系の留学生のフン君のように、ある程度、予備知識を習って来ているといえばそうだし、どうもまったくの素人だといえば、まったくの素人ですね。

 

 もっとも、南方系の留学生さん達は、もう新聞業界でも、だいぶ前から有名ですし、今年の留学生のフン君にしたところで、同じ時期に来日し、同じ日本語学校に通いながら、別の新聞店で働いている仲間もいるというお話ですね。

 

 もっとも、北方系の留学生さんたちが、全くの素人だといっても、比較的短期間に覚えて、すぐに配達は速くなります。

 

 まあ前にも書きましたが、若いし、真面目だし、何も考えてなくて、配達のことだけを考えているので、配達がはやいんでしょうね。

 

 

 

 そういうわけで、ノコッタ君の後釜の新人さんですね。

 

 団地のS台までは順調だったみたいだが、問題は、旧5区の一部の農村地帯の区域ですねね。

 

 たとえば、1時に出発してS台の配達を始め、約2時間で配り終えたとしても、今度はさらに、移動して旧5区の農村地帯まで行き、配達を始め、約1時間かけて配達し、終えて店に戻ると4時だということになります、もっとも、これはベテランの人の話で、新人さんならもっと時間がかかります。

 

 ノコッタ君にしたところで、S台だけの時は、もう何度も書いているところで、配達が一番早く、驚くことに3時前にトップで店に戻って来たところでしたが、今回の区域編成で、さらに区域が増えたので、慣れたところでも、戻ってくるのが、4:30過ぎといいうことになっていたところでした。

 

 

 ちなみに、今回の区域編成は店長さんの独断専行みたいで、そういうわけで不評ですが、旧5区を解体して、7・8・9区に3等分してくっつけたものでした。

 

 そういうわけで、7・8・9区以外の残りの区域は、部数が減っているおかげ?で、1時に出発すれば3時前から3時半ぐらいには終わるところばかりとなっていますが、現在は、7・8・9区だけが早くて4時に終わればいい方で、店長さんのデブ父さんなどは、いつも5時前に戻って来てますね。

 

 そういうわけで、一人だけあまりに配達が遅くなった店長さんのデブ父さん、また泣きを入れているみたいです。

 

 コロナが収束して、ノコッタ君が辞めて自分の道を進んでいったら、デブ父さん、区域替えをしてもらって、ノコッタ君の跡の区域(後釜の新人さんの目途が立ち次第、ノコッタ君は別の新しい区域に入る予定)に入ることになっているみたいです。

 

 

 

 そういうわけで、配達をもっとも速く終えて店に戻って来る人も変わっています。

 

 これまではノコッタ君が一番早かったのですが、今度は、区域編成をまたしても免れたお粗末爺さんが、3時前にトップで戻って来るようになりました。

 

  お粗末爺さんの区域も旧5区に接しているんですが、やはり高齢ということがネックになったんですかね。

 

 もっとも、バイトさんの場合は、部数を増やしたりすると、お金の話になりますからね。

 

 まあそれでもお粗末爺さんの気持ちも考えてあげて、10部でも20部でも増やしてあげれば、よかったんじゃないかとは思いますね。

 

 部数も一番少ない方の217部ほど、諸紙も少なく、たとえば、5月入りは1件だけ、6月入りも2件だけ、月の途中での、休み、止め等もほとんどない、異動変動の少ない、郊外の農村地帯の区域ですね。

 

こんないい区域をやらせてもらって、早い早い!と真っ先に配達を終えて帰っていたのでは(もっともバイトさんなんで当たり前かも)、あのハゲチョビン爺さんに匹敵しますよね。

 

 

そういうわけで、ノコッタ君の後釜の新人さんですが、団地も順調に覚えたところで、今度は、郊外の農村地帯の区域をノコッタ君の指導のもと、やっているところでした。

 

 

 ところが、ある日、その郊外の農村地帯のお客さんから、クレームの電話がはいりました。

 

 庭に、タイヤのもの凄い跡がついているというのです。

 

 どうしてそんなところまでスクーターで入り込んだのか?・・・お客さんは、カンカンだというのです。

 

 

 

  続く・・・