大間原発の南西に活断層 電源開発は把握せず
建設工事が再開したばかりの電源開発大間原発(青森県)の南西40~50キロの海域に、これまで知られていなかった海底活断層があることが13日、産業技術総合研究所と東海大のチームによる調査で分かった。
建設再開の大間原発 6月、青森県大間町
政府は2030年代稼働ゼロの方針を発表している。一方で電源開発の北村雅良社長は10月1日の会見で、政府の原則にある通り40年間は原発を動かしたいと発言している。北村社長は2050年代半ばまで大間原発を稼動を狙っている。
日本列島は、ユーラシアプレートと北米プレートに乗り、これらは太平洋プレートに東から、フィリピン海プレートにより南から押さ れ、太平洋プレートとフィリピン海プレートは海溝やトラフをつくって潜り込んでいる。日本は3つのプレートが1カ所で接する三重点(トリプル ジャンクション)が近くに2つもあるという、極めて複雑である。このため、世界の 地震と活火山が起こすエネルギーの約10%は日本と周囲といわれる。世界的に見ても、地質活動が非常に活発な地域なのだ。
日本の何処で大地震が起きても不思議でない。地震列島の上に原発という火薬庫なのだ。
原子力安全委員会が2008年06月20日に定めた指針

建設工事が再開したばかりの電源開発大間原発(青森県)の南西40~50キロの海域に、これまで知られていなかった海底活断層があることが13日、産業技術総合研究所と東海大のチームによる調査で分かった。
確認された長さは約14キロだが、さらに南北方向に延びるとみられる。チームの粟田泰夫・産総研主任研究員は「下北半島の地震防災を考えると詳しい調査をする必要がある。北への延び方によっては、大間原発に影響する可能性も考えられる」としている。
電源開発はこの海底活断層を把握しておらず、原子力規制委員会の耐震安全性確認で問題となれば、工事の続行や運転開始に影響することもあり得る。電源開発は「規制委から指示があれば対応したい」としている。
活断層は下北半島と津軽半島に挟まれた海峡で発見。海底の音波探査などにより、海峡のほぼ中央部で13万~12万年前の地層に変形があることを見つけた。ほかの時代の地層にも動いたあとがあり、活動を繰り返していたとみられる。
原発の耐震指針は、13万~12万年前以降に活動した断層を活断層としている。活断層は「平館海峡撓曲」と名付けられ、長さが約14キロでも地震の規模はマグニチュード7近くになると推定されるという。
大間原発をめぐっては、原発周辺の陸地で過去の地震による隆起の痕跡があることから、渡辺満久東洋大教授(変動地形学)らが2008年、原発北側と西側の海底に未知の活断層があると指摘。産総研チームも「さらに調査する必要がある」としている。
一方、電源開発や旧原子力安全・保安院は、火山が近くにある影響で地形が緩やかに隆起したためとして、海底活断層の存在を認めていない。 (2012年10月14日中国新聞)
建設再開の大間原発 6月、青森県大間町
政府は2030年代稼働ゼロの方針を発表している。一方で電源開発の北村雅良社長は10月1日の会見で、政府の原則にある通り40年間は原発を動かしたいと発言している。北村社長は2050年代半ばまで大間原発を稼動を狙っている。
日本列島は、ユーラシアプレートと北米プレートに乗り、これらは太平洋プレートに東から、フィリピン海プレートにより南から押さ れ、太平洋プレートとフィリピン海プレートは海溝やトラフをつくって潜り込んでいる。日本は3つのプレートが1カ所で接する三重点(トリプル ジャンクション)が近くに2つもあるという、極めて複雑である。このため、世界の 地震と活火山が起こすエネルギーの約10%は日本と周囲といわれる。世界的に見ても、地質活動が非常に活発な地域なのだ。
日本の何処で大地震が起きても不思議でない。地震列島の上に原発という火薬庫なのだ。
原子力安全委員会が2008年06月20日に定めた指針
