原子力委:議案選定、際立つ不透明委員長は隠蔽を否定 毎日新聞2012/5/8

新大綱策定会議の議案隠蔽(いんぺい)疑惑で、原子力委員会の近藤駿介委員長は7日、毎日新聞の取材に「事務局(内閣府職員)から『(取り上げると)地域の範囲について議論になる』と聞いた」と、報告を受けた事実は認めたものの「(報告を受けたから)議題として取り上げなかったのではなく、議案が煮詰まっていなかっただけ」と正当性を主張し隠蔽を否定した。しかし、関係者によると、経済産業省・資源エネルギー庁や電気事業者側が延期を求めないと4月の策定会議で取り上げられる方針だったといい、食い違いが際立つ。

一方、議案が事業者に渡った点は「(事実なら)特定の団体に事前に配るのは好ましくない」と不適切さを認めた。しかし「不公平ではないか」との質問に「アンフェアかどうかは知らない」「議事選定が不透明ではないか」との指摘には「選定なんて一貫して透明じゃない」と独自の理論を展開した。エネ庁の吉野恭司原子力政策課長は「確認しないと答えられない」と言った。「記憶がないのか」との問いにも「覚えているかどうかも含めて確認する」と不明瞭な回答に終始した。

原子力委員会が新大綱策定会議の議案を隠蔽した問題は、政府が何度も強調してきた原子力政策のゼロベースの見直しに疑問を投げかけ、国民の不信感を増大させる裏切り行為だ。原発再稼働推進派を利するよう裏で立ち回る原子力委に、重要な会議を取り仕切る資格はない。

策定会議が新大綱案としてまとめた原子力政策は原子力委に上げられ、原子力委が審議のうえ新大綱を決定 し、政府の「エネルギー・環境会議」(議長・古川元久国家戦略担当相)に提出する。策定会議が政策決定の心臓部であり、本来は利害関係者からの独立性を確 保すべきだが、実際は原子力推進の旗振り役である原子力委の専門部会として位置づけられ「議論の場としてふさわしくない」と疑問の声があった。隠蔽はこう した不安が杞憂(きゆう)でないことを示した。

元々、近藤氏が事故後も委員長職にとどまっている点にも強い批判があった。「責任の取り方として、透明性の確保に努め、疑念が生じないように仕事を進めていく」などとかわしてきた近藤氏だが、疑念はぬぐいがたい。再稼働の条件として「地元の理解」(野田佳彦首相)を挙げるなら、まずは信頼に足る人材を原子力政策決定のトップに充てるべきだ。

  取材に答える近藤駿介・原子力委員長=東京都千代田区の原子力委員会で2012年5月7日、清水憲司撮影            原発再稼働に絡む議案書隠蔽の構図 

 人前で脚組みフテブテシイ態度、親は礼儀を教えてなく育ちが悪い  原発再稼働に絡む議案書隠蔽の構図   特殊法人を渡り歩き国民の血税を5億円と言われる

議案隠し:「原子力推進派意向で修正検討」事務局認める 毎日新聞 2012/5/9

 長期的な原子力政策を論議する「新大綱策定会議」(議長・近藤駿介原子力委員長)の議案が原発再稼働の妨げになるとして隠蔽(いんぺい)された問題で、会議の事務局を務める内閣府幹部が毎日新聞の取材に「(内容を)相談するため事前に外部に提示した」と認めた。提示先は電力各社で作る電気事業連合会など推進派に限られ、一部だけの意見を反映させ議案の修正を図っている実態が明らかになった。策定会議の委員は反発しており、伴英幸・原子力資料情報室共同代表は9日の策定会議で事務局19人全員の解任を要求する方針だ。

 内閣府原子力政策担当室の中村雅人参事官によると、議案書「原子力利用の取り組みと国民・地域社会との共生に向けて」を4月19日夕、電事連、経済産業省・資源エネルギー庁側に提示した。「見てもらってブラッシュアップする(磨き上げる)ためだった」と意向次第で書き直す方針だったことを認めた。慎重派には提示しておらず偏った議事運営が裏付けられた。

* 近藤駿介・・・札幌市出身。北海道教育大学附属札幌小学校、同附属札幌中学校、札幌南高校を経て、1965年3月、東京大学工学部原子力工学科卒業。1970年3月、東京大学大学院工学系研究科博士課程(原子力工学専攻)修了。元東京大学大学院工学系研究科教授。2004年1月東京大学を退官。2004年1月より内閣府原子力委員会委員長(現職)2009年3月、経済危機克服のための「有識者会合」 。2003年10月原子力安全功労者表彰を受賞。原子力委員会原子力発電・核燃料サイクル技術等検討小委員会の報告案の原案が事前に電気事業者らに配付され、反対・慎重派を除外し推進側のみによる秘密会議に参加。

付属小学校は道徳を教え無かったようです! 私は田舎の公立小学校だが嘘ついたら駄目だと老教師から厳しく教わった。校訓は「清く正しく美しく」だった!校歌斉唱「雲にそびゆる○山の頂き高き理想もち弛まず埋まず励みつつ進む我らの雄雄しさよ♪・・・我が日本の礎を築く我らの楽しさよ♪」