「えごのり」と呼ばれる「いぎす草」を使った料理を私は好きです。いぎす草は春になると磯に繁茂する海藻で、主に西日本の海で水揚げされます。市販の乾燥したイギス草をトコロテンの様に水でもどし、とろ火で煮とかし、容器に入れ冷蔵庫で冷して固めます。刺身コンニャクの様にゴマをかけ生姜醤油で食べます。食欲の落ちる初夏から夏に食べます。良い海草で作ると綺麗な紫に仕上がり、彩を楽しめ味に癖もなく食欲をそそる暑気払いの食べ物です。山陰では何処の家庭でも、お盆には欠かせぬ精進料理として仏壇へ供えます。夏場に旬を迎えるアジの刺身と良く合います。
エビといえば子供の頃、よく食べた海老は川エビだった。よく覚えてるのはザリガニをエビガニと呼び川の水が少なくなると子供たちは川に群がり採って帰った。当時、何処の家庭でも料理し食べた。塩焼きや塩茹でで食べた記憶がある。沼エビや手長エビが取れると自慢で大喜び。海エビは高く、何処の家庭も川や池のエビを食べた。今は逆になり、スーパーの店頭を覗くと海エビの方が安い。淡水域の手長エビは高級食材の感がある。
モサエビ(クロザコエビ)赤エビ(スナエビ)ボタンエビが安くて美味いのに、輸入物のブラックタイガーやパナメエビを買う人が多い。皮むきの処理が面倒だからかな。
魚でイワシより安いのはドギ(ノロゲンゲ)。冬場から早春の魚です。コラーゲンが多く甘く美味しいが、ゼラチンで包まれヌルッとし見た目が悪く買う人が少ない。トレイに15匹くらいが200円くらいで魚で一番安い。東京では幻の高級魚だそうです(爆笑)。昔は網に入ると漁師(は海へ戻したそうです。大人が子供たちへ残す大切なものは美しい自然と日本ですね!!