この前買った参考書の帯に書いてあった説明をメモ。


「サーバ本体を止めない」

 →プログラム監視・プロセス監視・サービス監視・SNMP

「ネットワークを止めない」

 →ボンディング・ポリシールーティング・帯域制御

「負荷分散と冗長化」

 →DNS Balance・Pound・CRM・UltraMonkey-L7・Active/Activeクラスタ

「データ共有と同期」

 →rsync・LDAP・DRBD・iSCSI・クラスタファイルシステム


■高可用性(High Availability)
 できるだけ長く継続して利用し続けることができること。
 故障や停止までの時間が長いほど、また故障や停止からの復旧の時間が早いほど
 「可用性が高い」

■冗長化(Redundancy)
 同じ役割を担うことができる複数の機器やサーバを組み合わせてシステムを構成することで
 一部が故障してもサービスを継続できるようにすること。

■負荷分散(Load Balancing)
 複数のシステムで機能や役割を分担すること。
 1代では達成できない性能を得ることが可能になる。

■ポリシールーティング(Policy-based Routing)
 パケットの宛先やサービスなどの管理ポリシーに基づいてルーティング経路を制御する技術。

■クラスタリング(Clustering)
 複数のコンピュータを使って1台の仮想的なシステムを構成すること。
 冗長化を目的としたものをHAクラスタ、負荷分散を目的としたものをLBクラスタと呼ぶ。

■ネットワークミラーリング(Network Mirroring)
 ネットワークを経由してリアルタイムに複数のシステムにデータを保存する技術。
 HAクラスタのデータ共有などのために利用する。

■クラスタファイルシステム(Cluster Filesystem)
 データ共有を目的としたファイルシステム。
 複数のノード間で同一のファイルシステムを参照した際のデータの一貫性が保証される。

■アクティブ/アクティブクラスタ(Active-Active Cluster)
 クラスタを構成する際にアクティブなノード以外を待機させるActive-Standby構成に対して
 すべてのノードをアクティブにした状態で運用できる構成。
 ハードウェア資源を有効利用できる他に拡張性にも富む。



と、この帯捨てちゃうので基本的な用語の説明をメモ。