mayuを傷つけてしまった。
それはそうしてみようと思った。
夜中のLINEはコンビニの駐車場で書いた。
オレは具合が悪く熱もあり
熱に浮かされて機嫌も悪く身体も痛い状態で
そんなふうに考えた。
この機会にお別れしないと
とも思った。
小さなことで
オレの我の強さ
性格の悪いところを出してみる。
mayuのLINEの返答は
「呆れた」だった。
まだ2日だが
オレの返信に既読はつかない。
これでお別れしたら
部屋を片付けるのが、またひと仕事だな。
とも思った。
長い冬がはじまる。
冬が終わるまでに終わるか。。
mayuはとってもいい娘だった。
オレに精一杯 尽くしてくれた。
いつも逢うと嬉しそうにして
キスをすると幸せそうにはにかんだ。
オレに負担をかけないように
部屋代も少し出してくれていた。
部屋はいつも清潔で
しょっちゅう掃除をしていてくれた。
ごめんね。mayu。
オレはmayuを幸せにしてはやれないとずっと思っていたよ。
mayuの言うように
オレはmayuを利用していたんだよ。
いつまでもは続かないと思っていた。
mayuのことを心から大事にしてくれる人を
どうか見つけて
子供を産んで育てたり
家族を作っていい人生を送って欲しい。
mayuの人生の時間は
オレよりずっとたくさんあるんだ。
オレみたいな人間とはもう関わらないで
一緒に未来を作っていける人と出会えますように。
mayuが幸せになりますように。
まだ雪は降ってない。
雪が降ったら思い出そう。
毎日後悔しよう。
それがオレの懺悔だ。
絶え間なく降りそそぐ この雪のように
君を愛せばよかった。
ってかならずオレは思うだろう。
それだけいい娘だった。
ありがとうmayu
窓に降りそそぐ この雪のように
ふたりの愛は流れた。