桜の季節 | One From the Heart

One From the Heart

誰にも言えない心の中。
口にすることができない言葉を
自分のために綴ってます。
備忘録です。
恋愛が中心です。。



桜通りの桜が満開になった。

今年もたくさんの人がやってくるんだろう。


オレは満開の桜を観ると

ちょっと寂しくなる。


小さいころから親の仕事の関係で

花見などしたことがなかった。

満開の桜通りを

ひとりで歩いていた。

友達がいれば友達と行くが

家族では行ったことがない。


そして今同じ仕事をしているオレは

やっぱり子供を連れて行った事がない。

これからも行けないだろう。


ただ

いつの年代の時も

恋人と夜桜は必ず行く。


夜空に浮かぶ幻想的な桜と

その向こうの星をながめて

「綺麗だね」って言い合う。


そして恋愛には終わりがあるから

桜が咲くと

あの娘は今頃

どこで誰とどんなふうに桜を観てるんだろう

って考えるよ。


そんな時間のほうが長い。


仕事も桜の開花とともに区切りがつき

あんなにあわただしかった会社も

静寂の空間となる。


たくさんの短期スタッフたちもいなくなり

真っ暗な会社にひとりいるようになる。


だから

満開の桜は

物凄く綺麗で

大好きなんだけど


また今年も寂しくなるな

ってね。

そんな季節のおとずれでもあるんだ。