我が家は地震に絶対的な自信を持つ鉄骨住宅。
どんな大地震だろうと倒れることはない。
そんな風に思える自信は僕にはない。
許容応力度計算で耐震等級3でも関係ない。
形あるものは壊れる。絶対などないのだ。
災害で家が倒壊したら
大災害で家が倒壊したら、どうしたらよいのか。
簡単にまとめておきます。
- 罹災証明書をもらう
- 被災者生活再建支援金をもらう
- 被災ローン減免制度を活用する
- 災害援護資金を活用する
1 罹災証明書をもらう
まずは罹災(りさい)証明書をもらうこと。
ここが全てのスタートになります。
これは何かといえば、災害によって
自宅が倒壊したことの証明書になります。
これがあれば、様々な支援を受けられます。
お住いの役所で申請してください。
2 被災者生活支援金をもらう
罹災証明書があれば、支援金がもらえます。
全壊なら100万円、半壊なら50万円。
建て替えするならプラス200万円。
最大で300万円もらえます。
過去の災害では、この支援金を知らずに
貰えなかった人がたくさんいたらしい。
これもお住いの自治体で手続きです。
お忘れなく。
3 被災ローン減免制度を活用する
家がなくなっても、残念ながら
住宅ローンはそのまま残ります。
住む家がなくなり、他で賃貸で家賃を払い、
その上、住宅ローンの支払い。地獄です。
その先は自己破産。
でも、そうなると土地も売らなければならないし、
クレジットカードも使えないなど、
いろいろな制約を受けることになります。
そんな破産のデメリットなく、住宅ローンが
免除されたり、減額することが出来るのが
被災ローン減免制度です。
チャラにするのは難しいかもしれませんが、
手元にお金を残しつつ、住宅ローンの負担を
軽くすることが出来るので助かります。
手続きはお住いの弁護士会へ。
4 災害援助資金を活用する
自宅が被害を受けると、家財も失います。
購入しなければならないものがあって
お金もどんどん無くなっていきます。
そんなとき活用したいのが災害援助資金。
3年間、無利子で350万円まで借りられます。
自衛もしておこう
ここまでは公的支援を紹介しましたが、
やっぱり自衛は大事です。
火災保険はマストだし、地震保険も
入った方が良いと思います。
地震保険は最大でも半分しか補償されないと
否定的な意見も見ますが、その1,500万円が
あるのとないのとでは全然違います。
「家もない、1円もない」のと
「家がない、1,500万円はある。」
では、どちらがいいですか。
これから家を建てる方にとっては、
こんな話興味ないかもですが。
備えあれば患いなしということで。
では、また