今日は設計士さんの話。
候補の土地を見つけれくれたへーベルハウス。
土地の買付申込みの翌日、図面を書いてくれました。
敏腕設計士の登場
これが一番最初の提案
実際に暮らし始めた今見返しても、
考えられた良い提案だなと感じます
もし、この提案で建てていたらどんな生活を
送っているのだろうと考えてしまいます。
設計担当は40歳くらいの男性で一級建築士。
ヘーベルハウスが毎月YouTubeで配信している
オンラインイベントでも紹介されるような、
出来る設計士さんでした。
突然消えた敏腕設計士
2回ほど図面の打合せをして、
ヘーベルハウスと契約しました。
2021年3月末のことでした。
そして、4月。
契約してから、初めての打合せ。
営業さんが開口一番
「設計士が昇進しまして個別の顧客を持たない
立場になってしまいましたので、設計担当を
変更させていただきます」と。
新しい担当は若手の女性。
前任者は出来る雰囲気のあった方でしたので
担当が変わってしまって残念でしたが、
実施設計はこれからでしたので、
変わるタイミングは悪くなかった
のかもしれません。
奥さんの千本ノック
間取りの打合せが始まると
奥さんからのオーダー多数。
契約前の打合せは何だったのか
設計士さんは嫌な顔一つせず、
一つ一つ丁寧に検討してくれました。
最終的には、こんな図面になりました。
実際のリビングはこうです。
設計士さんになるような方は、
上の図面から下の写真のイメージが
脳内で出来るんでしょうね。
担当者はつらいよ
今、僕は職場のレイアウト変更の
とりまとめ担当になっています。
1フロア100人ほどの机やキャビネットの
配置場所を決めていかねばなりません。
これが非常に疲れます
どこに机を置こうかとCADで確かめて。
ここまでは良いのですが、100人いれば
100人の希望や要求があるわけです
A案とB案の図面作ってくれない?
やっぱりこれはやめて、こっちにして!
我々の課が狭くなって損してる。
とかとか。
出来上がった図面が無になることもあるし、
利害が対立する部署の間を取り持ったり、
あれが欲しい、これが欲しいの要望を
叶えるために奔走したり。
たぶん、住宅メーカーの設計士さんも
同じようなことやっているんだろうな。
法令順守した図面を描けて当たり前。
空間を把握し、使い勝手のよいプラン。
相手の立場に立ち、良い提案が出来るか。
それを実現するために周りを巻き込めるか。
実はそっちの方が大事なのかもね。
傾聴力、提案力、創造力、そして、
とても大事な忍耐力
愛のある対応をしよう
設計士さんは家づくりにおいて
とても大切なパートナーです。
図面の変更をお願いするときも、
やってくれて当たり前という態度ではなく、
優しさをもって接していきたいですね。
自ら描いた図面の書き換えは
やっぱり本音は嫌だと思うんです。
自分の能力を否定された気にもなるし、
何より仕事も増えますから。
良い提案はオーバーなほど喜び、
ダメなプランは敬意を持ってそれとなく。
僕はそれが出来ていなかったので、
ダメな施主だったな~と反省。
これから家を建てる方は、
設計士さんのモチベーションが
上がるように対応してあげられると
きっと良い家が建つと思いますよ。
では、では