気密のない家、へーベルハウス。
壁の内側に気流があり、コンセントボックスから風が吹きこんできます。
「外壁に穴が開いていて、家の中に外気が入り込んでくる」とYouTubeで言われていました。
イメージとしては、外の冷たい風がビュービューと室内に吹き込んでくるということでしょうか。
それは寒すぎます
疑問 壁内の気流は外気か?
うちは第3種換気を採用しています。
第3種換気とは給気を自然換気で、排気を機械換気で行う方式のことです。
この場合、排気を機械で行うことで室内には負圧の状態になり、自然と給気口から外気を取り込むことになります。
ここで疑問が湧きました。
コンセントボックスから吹き込んでくる風は、外の風が吹き込んでいるからではなく、負圧になっているかではないかと言うこと。
図にするとこんな感じ。
つまり、換気扇で排気をすれば、コンセントボックスから風が吹き込んでくるのは普通の状態ではないかと。
実験してみました
外壁に面した内壁のコンセントボックスで実験しました。
換気扇オン
風がびゅーびゅー吹き込んできます
換気扇オフ
ほぼ風は消えました
外壁に面していない内壁も確認してみます。
換気扇オン
換気扇オフ
換気扇を回していると風が吹いていたのに、風が止まりました
外気は吹き込んでいない
この実験からは壁内の気流は第3種換気によって起こっていることが分かりました。
僕がイメージしていた外壁の穴から風が吹き込んでいる、ということではありませんでした
疑問 外壁から外気は入るのか?
一般的に給気は給気口からされています。
ただし、外壁に穴が開いていた場合、そこから外気を取り込んでいる可能性は否定できません。
気密性が悪ければ、そういうことも十分起こると思われます。
これを実験する方法が分かりません。
空気に色が付いていたり、臭いがあれば分かりそうですが、素人が簡易的に出来る方法はあるでしょうか。
タバコ吸わないですが、外で吸ったら実験できますかね
断熱性への影響は少ない?!
給気は正規の給気口なのか、それとも家の隙間からなのか。
いずれにしても、室内の空気を排気した分だけ外気を取り入れているのであれば、断熱性には大きく影響しないと言えるのではないでしょうか
もちろん外壁の穴は小さい方が断熱性は上がるとは思いますが。
ただし、気密性が低いと計画的な換気は出来なくなるそうです。
カビとか結露に悩まされることになります。
やはり気密性は高いに越したことはありません。
疑問 気密対策で断熱性は上がるのか?
コンセントボックスやスイッチパネルの気密対策グッズがあるらしいです。





