ハウスメーカー批判の一つに挙げられる住宅展示場。
展示場にかかる経費が高いので、その分、建築費にはね返ってくると。
皆さんは展示場にいくらお金がかかっているか知ってますか
気になったので計算してみました
条件は以下のとおりとしました。
あくまでも概算ですのであしからず。
- 展示場1件あたりの建築費 1億円
- 展示場平均使用年数 8年
- 展示場維持コスト 月500万円
(参考:住宅業界の動向とカラクリがよ~くわかる本)
以上のことから、展示場1件あたりの年間コストは7250万円となりした。
ヘーベルハウスの展示場
展示場の数は197ヶ所です。一都三県など都市部に集中して出店しています。
東京23区や名古屋で強いらしいです。
ヘーベルハウスの2022年度引渡戸数(予想)は7380戸です。
施主一人あたりの展示場コスト
施主一人あたりの展示場コストは、
194万円です。
住宅1件あたりの販売価格は平均3,739万円ですので、そのうちの5%は展示場のコストだという計算になりました。
うむ。高い・・・
これからの住宅展示場
最近は住宅展示場に来るお客さんが少ないらしいです。
SNSやYouTubeで鴨葱になるので展示場に行ってはいけないなんて情報が出回っていることも影響しているのでしょうか。
大和ハウスは展示場の3割を減らす方針です。
時代はバーチャル展示場みたいです。
それが出来れば展示場コストも大幅に減らすことが出来るかもしれません。
近い将来。
バーチャル展示場とオンライン相談だけでハウスメーカーを決める時代が来るのでしょうか。
客を長時間拘束し、あれやこれや世話をして、いわば営業マンの人情で住宅を売ってきた時代が終わります。
住宅市場が縮小していく中、生き残りをかけた戦いは、すで始まっているようです。
がんばってね、へーベルハウス!
では、また