はじめに | 少年よ、大志を抱け!

はじめに

目を閉じると、いつかの光景が浮かぶ。

耳を澄ますと、聞こえなかった声に気付く。

人間はなんて忘れやすいのだろう。


それでも人間は、忘れていないものがある。

タンスの奥で知る、懐かしい香り。

弁当やデパ地下では手に入らない祖母の味。


僕らの五感を奮い立たせれば、どこもかしこも活気づく。

たとえその感覚を失ったとしても、僕らは決して成長を止めない。

僕らの目、耳、鼻、口、そして肌を奮い立たせ、進もう。

時には立ち止まって、風を感じながら。