前回に続き、
塗装屋あるあるだと思いますが、
塗装屋の私たちの手間を取らせて邪魔をするのです。
そう!
そういつの名は・・・・・・
白 サ ッ シ
ピーンとこないかもしれませんが、
サッシには、さまざまな色のサッシがあります。
多く使用されてるのが、ブロンズ、黒、こげ茶、シルバー、ステン、白、
このあたりが代表的なサッシの色かなと、個人的に思います。
この中でも、白色のサッシが特に厄介者なのです。
なぜかといいますと、
白サッシは、日が当たる所は必ずチョーキング(塗膜粉状)しています。
そのチョーキングの粉に、ガムテープやマスカーののりが反応をおこして、
わいてしまうのです。
わくというのは、テープのりがネバネバになって、サッシ側に引っ付いて残ってしまうのです。
わいてしまうと、シンナーで拭くか、ガムテープで引っ付けて何度もそれを繰り返すことで、わいたのりを綺麗にできます。
それには、すごい時間と労力がかかったり、シンナーで拭くと、白色が溶けて下地のアルミが出てきてしまったりと、いいことがありません。
今では、ルパンマスカーというものが世にでてきて、わきにくくなったものの、
チョーキングの量で結局、わくところはわくのです。そして、値段も高い・・・
そこで色々考え、いろんなことを試した結果、行きつきました。
高圧洗浄時、ゴシゴシ拭けばいいと
チョーキングさせ水洗いで、しっかり落とせたなら、普通のマスカーで養生しても、わく事がなくなりました。
塗装屋さんで知らない方がいましたら、是非参考にしてもらえたらと思います。
さんざん、白サッシを悪く言いましたが、
お客様にとってすごいメリットがあります。
それは、外壁の色でどんな色を選定されても、大抵はオシャレになる!
この最大のメリットこそ、白サッシの存在意義かなと思いました。
長文ついでに、外壁の色選びの参考になればいいのですが、
色で紫外線劣化が一番弱い色が白色なので、チョーキングするわけです。
屋根でも白が混ざる色は、4,5年経てば変色してしまっています。
長年きれいな状態を少しでも伸ばすこと考えると、濃い色がお勧めになるかもしれないですね!
こういった、知識豊富な職人に見積もりから作業してもらいたいそこのあなた様!
見積もりのご依頼、お待ちしております。(最後、営業のピーアルかい笑