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カサッ、カサッ、枯れ葉を踏む音だけが竹林中に響いてる、握る専用スコップは競争相手の猪に遭えば武器になる、ジーッと目を凝らした数十メートル先に、ニョキッと筍の頭を捉えた、何回やっててもうれしい瞬間だ、、

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掘りあげた五ヶ所の筍を拾い集めたら腹から胸までドロドロだ、スコップもあるから一度じゃ小屋に持ち帰れない、、
さてさて今年も引きずり出した口径38センチの寸胴は、このためだけに使われる、
まだ、雨水じゃだめだから家から持ってきた水道水をはる、荒く剥いた筍を静かに浸す、
今年は魔法の暖炉じゃなくて、このデカイ火鉢?を使ってみよう、、
以前、整体仲間を小屋の中で温めた以来だが、魔法の暖炉より火力がハンパない、火が躍ってる、
そのためか胴体に斜めのヒビをみつけた、割れたら二度と手に入らない、、慎重に銅線で首を締め補修した、
湯がうねってきたら糠をどさっと惜しみなく、鷹の爪を入れて蓋をした、隣の畑のOさんに教えてもらったのは、茹で上がり最低30分はそのままにしないと、エグミは摂れないそうだ、知らなかった、、

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こうして筍を茹でながら昼飯を作って食べる様は、俺の夢、自給自足の一部分だ、それにしても、この採りたての小人参の味は、何とも堪えられない独特の美味さだ、、
天然の火と自然農に、万歳!、、。