夜、窓を開けるとデカイ蜂が入ってきて、逃げて、もがいて刺される夢を見る、、刺される度に全く痛くないからよけい恐ろしい、、
カンダタのように、蜘蛛の糸を降ろして貰えないことをした俺はこのブログを書けば救われるだろか、、

11月15日伊豆の青い空
孟宗竹の根っこを堀り落とそうと懸命に鍬を振るってた、、ハッとして鍬の柄を胸に止めた、何時からいたのか、何とスズメ蜂だ、まさ
かこんな時期外れにと目を疑った、、
巣がないのに、どうして一匹だけなんだ、、結構デカイから多分斥候だろう、、
体の模様から大スズメ蜂に間違いない、、
今度刺されたら入院して点滴打つだけじゃあ済まされない蜂毒の抗体を持つ俺の体だ、、

下手に追い払えばやられる、、睨んで、ひとおもいに鍬を振り下ろした、構わず夢中でグサグサやった、、
枯れ葉を巻き込み土の中に消えたが、まだ生きてるな、、

恐る恐る土を掻き分けたら胴体半分がちぎれ、羽をバタバタして表れた!うわーっと鍬で払った、、
ばらばらっと、土と一緒に土手をずり落ち、途中の小さな山フキの葉にぷらんと引っかかった、、
そこまで降り、鍬の先に引っかけ放り投げたら、集めてあるゴロタ石の山にヒューッと落ちて見えなくなった、、

次の日、、伊豆の青い空
さあ今日もやるぞとスコップを取ろうとしたら、ゴロタ石の間に生えてる山フキの葉の上に昨日の尻尾が無いスズメバチが不格好な姿でこっちを見てる、、

凄い、まだ生きてたんだ、、
思わず人差し指で頭をつついたら、もう羽ばたけない羽の根元を僅に震わせ、牙をシャカシャカ噛んで威嚇する、、
その、ありったけの力を振り絞った形相は物凄く、俺の眉をしかませた、、

さぞ皆のもとに知り得た情報を伝えに帰りたいだろうに、、その無念さと生殺しの辛さを思うと、早く楽にしてやりたいとしか思えなくなっていた、

俺は石を掴み奴の頭に当てた、、大きく息を吸って思い切り力を込め、クシャッと音を聞いたと同時に、、ものすごい早さでゴリゴリやった、、
そして、擦れた石の粉にまみれ跡形もなく消え落ちていた、、、。