雨上がりの天国の入り口でバイクのエンジンを切った、、メットを脱いだら、匕ュイッ 匕ュイッ ピィーッ、、
と強烈に鳥の声がコダマした、驚かしてごめんね、、

メットを置いた平らに、揺れて映る梢の影と日向のコントラストが、あまりに鮮やかで、嬉しさを通り越し、感覚が鋭くなった俺の目は何故か険しくなった、、
それに蒸気の加減だろう、フワッと生暖かい土の臭いがなんとも山らしい、、

そして絶好のタイミング、、まだ湿ってる土はラベンダーの植え付けに最適だと今朝決めた、、

もしかして、と鉢の中の一本をそっと引き抜いたら、生えてました、生えてましたよ~、、嬉しいねぇ~、ちょびっと根っ子が茎の先に、、

馬入、お花畑の生垣の刈り捨てられた、10センチ程の数10本を拾い、あの寒い2月の中旬から、祈るような水くれがプレゼントしてくれたんだ、、
だから、こうして丁寧に一本づつ植えている、、

海を望む石積の縁に咲く紫色のラベンダーの生垣は、俺がトム爺になった時、きっと威力を発揮するだろう、、
blog_import_4f9e01296f75c.jpg


あれっ、生き残ったんだ、、ジャガイモのシワクチャな濃い緑の若葉が5つ、、メチャメチャに掘り起こされた土の谷間に、ヘッチャラさ、と顔を斜めに覗かせてる、、

これを意地らしいと思えば思うほど、邪魔するバカたれ猪が憎くなる 、、

でも待てよ、、憎い思いは猪も同じこと、、後にも先にも俺の欲から始まったんだ、、

俺はゾッとしてる、、どんなに、上手くやったつもりでも、ほんとの思いが、山に現れて来ることを、、、
嘘や我慢は通じない、、だから、大切にしたいだけ、、

俺の天国は、人を思いやる、逢いたい仲間だけが集う場所になる、。