阿弥陀如来像を見上げる本堂の床に座り、背中に、一糸乱れぬ蝉の合唱を聞き、前は、人の頭越しの坊さんが唱える単調な御経が、、
さすが早朝5時の墓参りで、このまま目をつぶってると本当に寝てしまいそうだ、、と、目を開けたら、もう、お盆もオリンピックも終わり、いつの間にか熱湯甲子園だ、、

人が煩わしい俺は相変わらず、こうして岩窟王みたいに、小屋裏の、軟岩の土手を切り崩してる、、
難敵だった孟宗竹の根っこは、俺の根性と冷静な経験値が試されたと思ってる、バールの先でドスッドスッと諦めずに、根っこの脇を突き進む、、こりゃあ無理だを何度も繰り返し、やっと急所をつきとめた、、

そして、この50kは越える石だ、10年前、挫折してたこれを、難なく引きずり出せた俺は、自分の中の醜い塊がポッコリ取れたみたいで、スースーして、まっこと嬉しい、、
それ以上に、老練と言う言葉が浮かんだことが夢のようだ、、
ありがとう、ほんとにありがとうございます、、。