伊豆の青い空
雨上がりの竹藪は薄暗く鳥のさえずりさえ聞こえない、、
カサッ
 ガサッと落ち葉を踏む音だけが異様に響いてく、、


こんな無防備な
格好で猪が出てきたらと、竹林の奥の斜面を凝視しながら用を足してる、、

海から木々の間を縫って吹く風が、俺のケツだけを撫であげ、ひょーっと冷たい、、

用を済ませ、ぬーっと伸びた孟宗竹の空の方を見上げたら、いっぱいの透き通った空気がフワーッ伊豆の青い空と降りて
来たようで、何だか嬉しくなってきた、、

そして、この山に昔から住む動物達と同じに成れた正直な俺がいる、、

小屋の前、、飯盒の蓋によそったフカフカの飯は、それだけで甘く、いつもオカズが置いてきぼりだ、、


ふと、びわの木の下に目をやったら、雑草の葉っぱの葉脈が透き通って明るく見えだした、、

お天道様のお出ましだ、待ってましたと上目遣いに飯をかき込んだ、、伊豆の青い空

どうですか、このスティックブロッコリーと白菜、どちらも美味しくいただきましたよ、ダハハ、、
何だかんだ言っても、土が良いから結果はついてくる、、

ただ、慣行農法のそれと違い、えらく時間がかかって、なお、この大きさだが、イエイエこれが本物、

俺は鳥肌がたってきた、、、こんなこと、いちいち書いて感動してたんだと思う日が来ることを、、

伊豆の青い空
だから俺の自然栽培の寄せ集めの能書きは邪魔なだけだ、、

空気中の窒素を固定化、
丁寧に耕さず
、土中の微生物の活躍を応援しろ、
種が肝心、自家採種に未来が、種を降ろす旬を逃すなよ、、

と、モクモク生えて来た期待のカラスノエンドウの花が教えてくれる、、

もう迷ってる暇はない、
もの凄いスピードで春がやって来る、、。