いまに余裕ができたら父親らしいことをしてやりたいと思っているうちに、気が付いたら、いつの間にかいなくなってた感じで、ため息と一緒に、また寂しさがやってきた、、
二人のアパートの玄関先、娘が女房に鼻と扁桃腺の手術をする説明を身振り手振りで話してるのを聞いて、
思わず「ああ、大丈夫だよ今はそんな手術、心配ないから」と、さりげなく言ったつもりが、心配なのは俺の方だった、、
帰りのノジマ電気に寄る途中の曲がり角で左の後輪を縁石に乗り上げるなんて、、
「帰りはあたしが運転しようか?」と言われたけど返事はしなかった、、
やっと決心したブルーレイだったが、それほど嬉しさは無く、帰る時、黙って女房に車のキーを渡した、、
良く寝る子で、疲れるとイビキがでたり、バレーボールの練習中に過呼吸の症状が出たのは片方の鼻腔が手術するほど狭く、鼻で吸う空気量が少ないから口呼吸になる悪循環になっていたんだ、
いままで気が付いてやれなくて可哀想だったと悔む会話で車の中は包まれた、、、
俺以上に女房はもっと気にしてる筈だと思ったら、案の定、夕飯を作るより、その病院をいろいろ調べ、
「でも30分くらいで終わる手術みたいよ」と教えてくれた、、、
向かい風にゆっくりペダルを踏み込んでたら、ふと思いだして胸がつまった、、「ねぇ、お母さん、治ったら丈夫な体に生まれ変わって帰ってくるね!」と笑って話す顔が浮かんだからだ、、
赤ちゃんを産む準備の心が発見につながったんだ、それなのに、俺は、俺の娘にしては根性が無いなんて、何かにつけて思うことがあったが、とんでもないことだった、、
息が苦しければ疲れやすくなるさ!、鼻の片方を押さえて息をしてみた、、苦しい、、ばかやろう!
もっと早く、気づいてやれば、もっと本来の才能が芽生えていたかもしれないと思ったら、涙がはらはら流れて自転車がヨロヨロした、、
でも、よーく考えることができたら、、
違う人生を歩んだとしたら、今の旦那に逢うことができなかったかもしれないぞ、だから、よかったんだ、そうだ、そうだ、と勝手に納得したら、すーっと気持ちが和らいだ、、
家に帰って、手術の日が俺の休みだと聞いて、行く気満々の俺をたしなめたのは女房、、
その日は旦那が付き添うそうで、「絶対に来ないで、来なくていいからねっ!」と、両の拳を振り降ろし、じたんだ踏む娘の様を、ニコニコ顔で何度も繰り返す、、でも声は聞こえない、、素振りが、もう大丈夫よと言っている、、俺はただ嬉しくて、もう心はそこにいなかった、、
ふと次の動作を忘れた俺に、自分の中でつぶやいた、、なにが鋼の心だ、、ただの薄っぺらいガラスじゃねえか・・・。
二人のアパートの玄関先、娘が女房に鼻と扁桃腺の手術をする説明を身振り手振りで話してるのを聞いて、
思わず「ああ、大丈夫だよ今はそんな手術、心配ないから」と、さりげなく言ったつもりが、心配なのは俺の方だった、、
帰りのノジマ電気に寄る途中の曲がり角で左の後輪を縁石に乗り上げるなんて、、
「帰りはあたしが運転しようか?」と言われたけど返事はしなかった、、
やっと決心したブルーレイだったが、それほど嬉しさは無く、帰る時、黙って女房に車のキーを渡した、、
良く寝る子で、疲れるとイビキがでたり、バレーボールの練習中に過呼吸の症状が出たのは片方の鼻腔が手術するほど狭く、鼻で吸う空気量が少ないから口呼吸になる悪循環になっていたんだ、
いままで気が付いてやれなくて可哀想だったと悔む会話で車の中は包まれた、、、
俺以上に女房はもっと気にしてる筈だと思ったら、案の定、夕飯を作るより、その病院をいろいろ調べ、
「でも30分くらいで終わる手術みたいよ」と教えてくれた、、、
向かい風にゆっくりペダルを踏み込んでたら、ふと思いだして胸がつまった、、「ねぇ、お母さん、治ったら丈夫な体に生まれ変わって帰ってくるね!」と笑って話す顔が浮かんだからだ、、
赤ちゃんを産む準備の心が発見につながったんだ、それなのに、俺は、俺の娘にしては根性が無いなんて、何かにつけて思うことがあったが、とんでもないことだった、、
息が苦しければ疲れやすくなるさ!、鼻の片方を押さえて息をしてみた、、苦しい、、ばかやろう!
もっと早く、気づいてやれば、もっと本来の才能が芽生えていたかもしれないと思ったら、涙がはらはら流れて自転車がヨロヨロした、、
でも、よーく考えることができたら、、
違う人生を歩んだとしたら、今の旦那に逢うことができなかったかもしれないぞ、だから、よかったんだ、そうだ、そうだ、と勝手に納得したら、すーっと気持ちが和らいだ、、
家に帰って、手術の日が俺の休みだと聞いて、行く気満々の俺をたしなめたのは女房、、
その日は旦那が付き添うそうで、「絶対に来ないで、来なくていいからねっ!」と、両の拳を振り降ろし、じたんだ踏む娘の様を、ニコニコ顔で何度も繰り返す、、でも声は聞こえない、、素振りが、もう大丈夫よと言っている、、俺はただ嬉しくて、もう心はそこにいなかった、、
ふと次の動作を忘れた俺に、自分の中でつぶやいた、、なにが鋼の心だ、、ただの薄っぺらいガラスじゃねえか・・・。