「水屋の富」と言う落語がある、数ある演目の中で何回聞いても味わい深い1つである、

江戸時代の水を売る商売で、待ってる人がいるから休むことが出来ない辛い仕事だ、
その一人身の男が富くじに当たり楽ができると喜んだが、なかなか後継者が見つからない、、

手にした大金を床下に吊し隠すが、盗まれないかと疑心暗鬼になる、
夢の中で何度も殺され一睡も出来ない毎日だ、

ノイローゼの極致に、とうとう隠した金を盗まれてしまう、フラフラで帰って来てそれを知る、驚いて吐いた言葉が

「これで苦労が無くなった」、、

名人、志ん生の言い回しに伊豆の青い空ズルズル引きずられ、目が丸くなってドンと落とされる、、

、、いつかはきっと、、は以外と曲者だ、取り戻せない人の心と時間、、楽な生活って何だ、

このご時世に、まだ斜めに解釈出来ないこの俺は、たとえ宝くじに当たっても、
結局、いつもの山の特等席でボーッと海を眺めてるだろう、、。