「この間食べた西瓜の方が甘かったよね」とテーブルの両側で女房と叔母ちゃんが口を揃えて言った、、
確かにそのとうりだ、でも俺はこのみずみずしさが懐かしくて相槌も打たず、ただガブガブと食べ続けた、
まるであの日の親父のように、、
子供の頃畑で採れた西瓜が皮が厚く、色も薄かったけど結構旨くて好きだった、でも、
気が付けば三角錐に切られた赤いそれを勧められても、つい手が出なくなっていた、、
、
何十年も前の話、畑仕事で遅くなり、夕飯時をとっくに過ぎてしまったことで、作ったお袋や待ってる者の気持ちを考えなかったのかと、俺は親父に文句を言った、、
そしたら、黙っ
て立ち上がり流しの前で物凄い早さで西瓜を飯がわりにガブガブ食って寝てしまったのである、、
その薄暗い流しに立つ親父の後ろ姿が目に焼き付いて離れなくなったのだが、その 言い過ぎた後悔じゃ無く、
自分も頑張りすぎて、山から帰るのが遅くなることがあり、さぞかし、あの時、あの後、親父は腹が空いて辛かっただろうなと思うと、
もう、たまらなくなって、それを平気で忘れてる自分が許せなかった、
これがそのままトラウマになったらしい、、
そうだ、もうすぐ東京、神田で買い物を終わって皆帰ってくる頃だろう、、
と仏壇右上の親父の写真を見上げたら、無理にセンチになってる俺を優しく笑ってくれてるように見えた、、
もう、俺の天国からどんなに遅く帰っても、文句を言ってくれる人はいない代わりに、「大変だったでしょ」と言ってくれる女房と二人きりのお盆は以外とオツな夜の膳だ・・・。
確かにそのとうりだ、でも俺はこのみずみずしさが懐かしくて相槌も打たず、ただガブガブと食べ続けた、
まるであの日の親父のように、、
子供の頃畑で採れた西瓜が皮が厚く、色も薄かったけど結構旨くて好きだった、でも、
気が付けば三角錐に切られた赤いそれを勧められても、つい手が出なくなっていた、、
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何十年も前の話、畑仕事で遅くなり、夕飯時をとっくに過ぎてしまったことで、作ったお袋や待ってる者の気持ちを考えなかったのかと、俺は親父に文句を言った、、
そしたら、黙っ
て立ち上がり流しの前で物凄い早さで西瓜を飯がわりにガブガブ食って寝てしまったのである、、その薄暗い流しに立つ親父の後ろ姿が目に焼き付いて離れなくなったのだが、その 言い過ぎた後悔じゃ無く、
自分も頑張りすぎて、山から帰るのが遅くなることがあり、さぞかし、あの時、あの後、親父は腹が空いて辛かっただろうなと思うと、
もう、たまらなくなって、それを平気で忘れてる自分が許せなかった、
これがそのままトラウマになったらしい、、
そうだ、もうすぐ東京、神田で買い物を終わって皆帰ってくる頃だろう、、
と仏壇右上の親父の写真を見上げたら、無理にセンチになってる俺を優しく笑ってくれてるように見えた、、
もう、俺の天国からどんなに遅く帰っても、文句を言ってくれる人はいない代わりに、「大変だったでしょ」と言ってくれる女房と二人きりのお盆は以外とオツな夜の膳だ・・・。