転職、再就職、就職活動、どうすればいいの? 参考書、セミナーどれもピンとこない。本当のノウハウ、秘訣、やり方、進め方。 -10ページ目

転職、再就職、就職活動、どうすればいいの? 参考書、セミナーどれもピンとこない。本当のノウハウ、秘訣、やり方、進め方。

就活を始めたがいろいろわからないことがあって、という方。
就活は求人検索と面接が重要と思っている方、それだけではありませんよ。
自分に合う求人がない、面接が入らない、面接に行っても通らない、に答えます。
あなたの目からウロコを落とします。

自己理解の4番目は皆さんから時々、質問のある点を何点か取り上げます。

まずは「資格」の問題です。
よく聞くのは「私は何の資格もない。だから就職活動をしてもうまくいかない、相手の企業から
評価されない、資格を取ってから就職活動をした方がうまくいくのではないか?」 という意見です。
「資格」という魔法のような言葉に皆さんは惑わされます。
他の就職参考書にもいろいろ資格の件が書いてあります。

採用する企業から見てどうでしょうか?
まったく経験がないのに資格だけ持っている人材はほとんど評価しません。
新規に資格を取ってきたから「さあ、採用してくれ」と言っても聞く耳を持ちません。
新規にとってきたことを企業が評価するのは少しはやる気があるな、という程度です。
その資格が使えるような職種にすぐに採用はしません。 すぐには戦力として評価できません。
採用しても必ず、教育とある程度の期間の経験が必要です。
資格があるからと言って「即戦力」にはなりません。
他のステップ①自己理解(総合職、年齢)でも述べましたように35歳以上(特に40歳以上)の人には
「即戦力」を期待して採用します。 
即戦力にならない人を資格があるというだけでは決して採用しません。
これから教える必要がある社員を採用するなら35歳以下の若い人を採用します。
35歳以上で「新規に資格を取ってきたから採用してくれ」はほぼ通用しません。

35歳以上の人に企業が期待するのは「即戦力」すなわち、経験です。
経験がないのに資格だけあってもほとんど役に立ちません。
逆に言えば「資格」+「経験」のセットの人が一番評価されます。
わかりやすい例が「簿記2級」+「経験3年以上」という経理職の求人です。

資格を取ろうとする人たちへのアドバイスは以下のようになります。
35歳以下の人たちへ
  自分がやりたい職種に資格があるなら中途半端な取り方でなく徹底して資格を取ることに
  専心する。
  何か資格があれば有利になりそうだから何かとっておこう、という軽い動機で資格を取っても
  何の役にも立ちません。
  あるいは興味もないのに「手に職を」という安易な気持ちでとっても何の役にも立ちません。
  将来、この資格で食べていくぞ、という迫力が必要です。
  そして資格を取ったらその資格を生かせる職業にまずは就く。
  アルバイトでもパートでも臨時社員でもどんな身分でもやらせてくれる企業があれば給料や
  勤務場所、勤務時間などぜいたくを言わずにどんな就業でも食らいつく。
  そして3年間は歯を食いしばって頑張る。
  3年間の経験を獲得するためと割り切る。
  3年たてば「資格」と「経験」がセットになります。
  それから今の職場で頑張るか、他の職場に転職するか、を考えればいいのです。 
  そこまで頑張れば、その職種の特徴が見えてきます。人脈もできます。同じ職種の仲間も
  できてきます。
  そんな中から自分にとって一番ベストな選択を考えればいいのです。
  資格を取っただけで安易に条件だけよい職につけません。それなりの努力が必要です。
  その覚悟が要ります。

35歳以上の方へ(さらに言えば40歳以上の方へ)
  自分の年齢をかみしめてください。 今更、自分が得をする就職だけを考える年齢では
  ありません。
  採用する企業は「即戦力」だけを期待しています。
  皆さんが資格を考える場合はまず、ステップ①自己理解Ⅲ(自己分析)で述べた自己分析を
  しっかりやってください。
  今まで経験してきた職種の中でどんな些細な経験でもいいですからこの経験を生かせる資格は
  ないか?を仕事の経験をもとにして考えてください。
  要は「過去に経験したこと」+「資格」にするための資格を探すのです。
  こうすることで資格をポツンと取っただけでなく、経験があるから資格をとった、この仕事をしたいと
  熱意をアピールできるのです。
  そして「経験」+「資格」を武器に就職活動をするのです。
  ぜいたくを言ってはいけません。 採用してくれる企業があればここでさらに経験させてもらうと
  いう感謝の気持ちで全力で経験するのです。
  条件などもってのほかです。 
  条件を考えるのは3年以上の経験を積んでからです。 3年でプロになれます。
  
現在働いている方へ
  現在何かの職業についている、働いているという方にとっても資格は将来のために重要です。
  現在の職種に関係のある資格があれば仕事のかたわら、勉強して資格を取ってください。
  資格を持っている方でさらに上の資格があるがまだ、とってないという方、こんな方は働いて
  いる間にぜひ、さらに上の資格を取ってください。
  現在の職種と関係ない資格を取ろう、などということは考えないでください。
  今の経験が生きる資格を取ることを考えてください。将来、必ず、生きます。

よく出てくる資格について
 1、バスの運転手、タクシーの運転手
   これらの職に従事するには2種免許が必要です。自分で取得の後就職を考えるのではなく、
   入社したら取らしてやる、というバス会社、タクシー会社にまずは入社することです。
   そこの社員になって免許を取得させてもらい、そのまま、その会社で働くことを考えるのです。
   ただし、何年間かは退職できません。最初にその縛り期間を確認しておくことが重要です。
 2、大型1種免許を取って大型車の運転手
   大型1種を取るということは長距離トラックに乗るということを目指して取得するのが一般的です。
   若い35歳ぐらいまでの方が大型1種を取って長距離トラックに乗る、というのが常識です。
   年齢の高い方が大型1種をとっても雇う方が怖がって雇いません。体力的に勤まりません。
   若いうちに乗り始めて高齢になっても続ける、ことは可能です。
   若いときから長距離に乗っていて中高年になってから同じ職種に転職は可能です。
   (経験が若いときからあるからです)
 3、社会保険労務士
   人事などに在籍している方がとるとよい資格です。取ることをお勧めします。
   この資格を取ったからといって稼ぎの良い職に転職できるかというとそれは難しいです。
   稼ぐために取る資格ではなく、企業内で人事をやっているから取っておく、定年になったら
   社労士協会にでも入ってアルバイトをする、自分で社労士事務所を開く、という雰囲気で
   取る資格です。
   若いうちに取得して独立することも可能ですが、稼げるようになるまではかなり大変で努力が
   必要です。
4、税理士
   税理士資格を全部取るのは非常に難しいです。働きながら取得するのはほぼ、絶望的と
   思います。何科目かとるのが精いっぱいです。
   もともと税理士資格は税務署に長く勤務した署員、税務に携わった方などにご褒美として
   くれるような資格です。
   最初からとることを考えず、会計事務所、税務事務所に事務員として入社し、経験を積み
   ながら勉強して取得するというたぐいのものです。
   学生時代に勉強して取った場合などは税務事務所、会計事務所に入社して能力の発揮を
   考えればよいでしょう。
   ただ、これらの職は収入は努力の割に少ないのが普通です。
5、公認会計士
   税理士よりも一般的にはレベルが高いと思われていますが、取得はこちらの方が簡単でしょう。
   資格取得試験が一度だけですから広く浅く出題されます。
   税理士資格をコツコツ取るより集中して勉強して1回の試験に賭ける、ということができます。
   ただ、就職先は監査法人といわれる企業監査を行う企業への就職が一般的です。
   監査法人が監査をする相手先企業は上場企業に限られますから多くはありません。
   したがって上場企業の監査業務を受注するのが難しく日本では大手の監査法人は3社ぐらい
   しかありません。
   これら大手は公認会計士の資格を取得した新卒者を採用するのがほとんどです。
   公認会計士事務所で事務員をやりながら勉強して取得しようとしている方は非常に多いです。   
   公認会計士の資格を取れば会計事務所、税務事務所などへの就職は簡単です。
   監査業務でなくてもよいと考える方は取得して損はありません。

医者や薬剤師、弁護士などという資格は学校で勉強して取得するものなのでここでは述べません。
若いうちからそれなりの目的をもって就業する職業です。

これ以外の資格は本当に数えきれないぐらいあると思いますが、やはり、「経験+資格」でないと
意味がありません。
取りあえず、職についてその関連した資格を勉強して取得するというのが鉄則です。
しかもそれらの資格は少し頑張れば取得できるものが多いです。