今までもこれからも、
何もかもが夢と消えても構わない。
たった今、君の隣に居る事実が、
私にとっては全てなんだよね~
そんな徒花のような、
恋とも呼べない気持ちにとらわれて。
空っぽのまま時を過ごして、
あとは怪談になり果てた小町のように、
老いに戦慄するのだわ。
まぁ、
小町のように美しかったこともなく、
教養もマルッとないことが、
非常に残念なところ。
竹久夢二の詩集を読んだ。
まさに冒頭の私のような、
「真実」という詩にぶち当たり、
「またピーターパンだわ」と苦笑い。
でも、長年親しんだ、自分の気質は変わらない。
「明日なんて気休めはいやだわ。
では今日。ね、いいでしょ。
今日じゃいや。今よ、今、今」
そんな詩も見つけて、ちょっと溜め息。
夢二はきっと、
私の分身に違いない。
妄想に沈む、秋の夜。