差別用語と取られることもある「在日韓国人」という言葉を、
私は今でも単なるカテゴライズだと思っている。
交流関係が狭いので、
在日韓国人の友人は1人しか持たないが、
彼女に比べて、自分や他の日本人の、どこが勝るのか。
理論的な結論も出ないし、
感情的な納得もできない。
一度会ったら忘れられないゴージャスな彼女を、
私も周りも、とても愛している。
この人の作品にも、
印象的な在日韓国人のキャラクターがいつも出てくる。
レボリューションNo.3でも、
勿論今回のこれにも。
共通するのは、本当に若い頃から、
自身のルーツをきちんと知っていること。
自分をきちんと磨いていること。
そしてとても真っ直ぐなこと。
清々しい。
本当は筆舌に著せない、
暗い事実も多いのだろうが、
それらをスコンとふっ飛ばしてる。
恋愛物、特に若い人のそれは本来全く興味がないが。
つと引き込まれる。
そりゃ直木賞ですよ。
映画にもなりますよ。
読み終えて、爽快。