「てい子さん!お風呂に行きましょうか。」
 
「はい、はい。行きましょ、行きましょ。
 
もう、なんでこのズボン、ずれるんやろ、いややわ。」
 
「あげましょか。」
 
「お願いします。」
 
 
遠くからおじいさんsaid.
 
「そのままのほうが、ええ眺めや。」
 
「まあ、ええ眺めですって。
 
拝観料いただきましょか?500円くらいでいいですか?」
 
「そら、安すぎます。5000円やわ。
 
私、新品やから。」
 
 
 
ん~~~~~~、
 
86歳だけれど
 
彼女は未婚やから
 
確かに新品!
 
 
新品のてい子さんと腕を組んで
 
中古の私は頭をかしげながら
 
お風呂に向かいました。
 
 
86歳になっても
 
自分を新品と言いきれる彼女は素敵!
 
素敵?
 
・・・・・・・・。
 
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