トーサンと一緒の休日
国指定天然記念物樽見の大桜を観に行こうと
ひたすら北へ北へドライブしました。
トーサンのネット検索を信頼して
ナビのお姉さんの案内で出発。
「ねえねえ、桜が天然記念物ってどういう意味?
前に見たお寺のしだれ桜とどう違うの?」
「お寺のは、寺所有の桜やろ。天然記念物ゆうたら、自然の中に生えてるもんや。
おまえみたいに天然ボケと一緒で自然界のもんやな。」
「そうか、天然ボケと一緒なんや。じゃ、広っぱとかに生えてるんやな、きっと。」
そんな会話で、頻尿夫婦は、途中仲良く何度もトイレを探しながら
どんどん目的地に近付きました。
ナビを見ながら「大桜登山口って書いてあるよ?」と私。
「登山口のそばに咲いているんやろ。」
「おかしいよ。そんなの。これってちょっとばかし登らんならんのやろか?
どうするん?トーサンは右で、私は左足が痛いのに・・・・・。やめる?」
「だいじょうぶやて。行ってみよ。」
と、不安な気持ちでエンジン全開。
(絶対、登山やわ。)と不安な気持ちを抑えつつ
大桜登山口に到着すると
たくさんの駐車車両とたくさんの観光案内の方々
そして登山口のあたりに多量の竹の杖が
我々二人をお出迎えしてくれた。
二人は意を決して銘々片手に杖を持ち
傾斜面を登り始めた。
平地を痛そうに歩行すると
足の調子が悪いんやなと一目瞭然で気が引けるけれど
登り降りする大勢の人々全員が竹の杖を片手に持って歩くと
誰が健常者で誰が歩行困難か全くわからなくて嬉しくなった。
後でわかったのは、駐車場から山の斜面を2キロは歩かなければ
目的の桜を拝めないということで
それを知らずにヒールやつるつるのパンプスで
男性に手を引かれながら登る人もおられるし
ふらつきのある高齢者同伴のご家族もがんばって登っておられた。
休み休み登り切り
はるか向かいの山のいただきに
まだ積雪を目にして、当の桜が4,5分咲きの状態であることを確認し
はたまたがっかり。
樹齢1000年 高さ13.8m 根周り7m 幹周り6.3m
こんな苦しい思いをして登ってくるのだったら
満開の状態で観て見たかった!
「この状態では、誰も居ない平日に満開になるんやろな。」と、トーサン。
帰りの下りは、違う箇所を捻挫しないように
今の傷む箇所を再度傷めないように
そろり、そろりと降りて行った。
途中、おじさんのおならの音を聞かされ
トーサンだけやない、よその人もするんやと思いながら
ここでずり落ちると、職場の上司に殺されるわとの不安を覚えつつ
なんとかかんとか無事に駐車場までたどり着いたわけです。
やれやれ・・・・・・・・。


追伸
「まちがいや。国指定天然記念物は、お寺とかにもあるぞお。」とトーサン。
訂正いたします。失礼しました。そうなると天然ボケの行方が不明ということになるかな。