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としこさんが


「こっちの手がしびれてます。」と言いました。


「いつからですか?」


「さあ。」


「おひるごろからですか?」


「ええと・・・・。」


「とりあえず、しっかり水分補給しましょう。」


「血液がドロドロやと細い血管が詰まりやすいんですって。

 お茶をしっかり飲んで血をサラサラにしてみましょ。

 それでもよくならなかったら、すぐに言ってくださいね。」





それは大変と思ったのか


としこさんは、お茶をごくごく飲んでくださいました。


隣で洗濯もののタオルを三角にたたんだりまたのばしたり


えんえんと繰り返しているまつえさんが


「そんなことは早く言うんですよ。


何事も早いうちにね。」と忠告してくださいました。


タオルは、四角にたためないけれど


そういう判断力は、きっちり現存。



「まつえさん、ちょっと横を通らせてね。」


「よいしょ、ううう、ちょっと狭いなあ。」


「えっ、そんなに狭かったですか?」


「ごめんなさい。ちょっと太っちゃって。」


車いすのまつえさんは、通れない私の様子を見上げてました。


片足1本入れない巾でしょ。


みんな無理ですよ。


まつえさん、信じてください!


太ったのは事実ですけれど・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。