昨日は、台本持ってきてくれたマネージャーと話し込んでしまった。

夜なのに。

配慮が足りなかった。反省。


オガワです


その人に本当に必要な事ってなんだろうとか、考える事があった。


今日はバイトだったんだけど、早く終わったのね。

んで、帰りに見つけた訳だ。


山手通りを数メートル入った小路。

お爺さんが、自転車で転んで立ち上がろうとしてるのか、気分が悪くて倒れようとしてるのか、膝くらいの高さの壁に寄りかかりつつ、自転車を支えになんとか斜めに立ってフルフルしている様子。それを心配そうに声を掛けつつ、自転車を支える見た感じ南米系?の外国人お姉さん。

一回通りすぎかけたけど、「あ~もう!」と戻ったのです。心配組に1人年配の女性が増えていた。


爺さん、よく見ると、白シャツにニットセーター、ジャンパーまで着込んでいる。無精髭、目やに、まっ茶色い白シャツの襟。こげ茶色のズボンは何やら色んな汚れがあり、靴は形も崩れて随分へたっている。そして、なにより臭い。

一言で表現するとホームレス。な感じ。

自転車の荷台に米が結わえてある。

買い物がえり?なのかな。


年配女性と体調の確認をするが、「大丈夫大丈夫ありがとうございました」しか言わない。でも、明らかに1人で立てないし、歩けない。お姉さんと俺で両脇を抱えるようにして、日陰に座らせた。それもスムーズに動けず時間が掛かった。

お姉さんがポカリスエット買ってきてくれて、一口飲ませた。お姉さんは、仕事があるらしく俺と年配女性に後を託して去っていった。

どうすべきか判断がつかず、年配女性が、お巡りさんを呼んでくれた。


その間に爺さんに聞いたところ、独り暮らし、朝から何も食べてないらしい。吐き気などないか、何処か痛い所はないか聞いてもやはり「大丈夫大丈夫ありがとうございました」しか言わない。


お巡りさんが、来てくれて状況説明。

「これ、もう、駄目だから。独りでうごけないでしょ?救急車呼ぶから」とお巡りさんが爺さんに伝えると「いや、大丈夫だから」

ってなんか慌てた感じで断ろうとしてた。

「だったら、その事は、とりあえず救急の人に診てもらって、それから、それをその人達に伝えて」

とお巡りさんが、爺さんに告げ、救急車を呼んで「後は引き受けたのでお二人は大丈夫です」と言ったので、その場を離れた。


何かね。考えると切なくなった。爺さん、治療費とかの心配したんじゃねぇのか?って。大事にしたくなくて必死だったんじゃねぇのか?とか考えた。

爺さんにとっては、余計なお世話だったのかな。

あの様子だと、風呂も入ってないし、洗濯もしてない。熱中症だったのかも。でも、買ってもらったポカリも頑なに飲もうとしなかった。

とにかく「大丈夫」と「ありがとうございました」の繰り返し。

色々、余計なお世話だったのかなぁ。