こんにちは、仲しまこです。
乳がんステージ3a
HER2陽性
抗がん剤治療後に手術
ただ今、放射線治療後の分子標的薬治療中
ハーセプチンとパージェタを3週間おきに投与
10クール目が終わったところです。
あと、4回!
あ~長かったなぁ…
( まだまだ数ヶ月ありますが )
こうして、告知から一年以上たって
ようやく客観的に、自分の事を見られる様になりました。
そういえば前回の治療の時に
「癌が消えるって奇跡のような事よ」
看護師さんから言われました。
これまでの治療のこととか、おしゃべりをしていて
しみじみそう言われたのです。
まだまだ今の標準治療では、
消えたので じゃあ切らずにおきましょう
…とは、ならないのが現状です。
手術を受けて、本当に癌が消えている確認ができ、
より安心できたし、結果的には温存もできた。
でも、大きな傷は残りました。
今も、違和感や感覚の無さやしびれ、肩の痛みなどと
仲良く過ごす工夫をしているところです。
「もし、切らなくていい時代が来ていたら…
切らなかった?」
看護師さんにそう訊かれて、ふと浮かんだのは
術前の抗がん剤治療で、癌が消えていると
O先生から聞いた時のこと…。
わたしの横でそれを聞いた旦那さまは
すごい勢いで椅子から立ち上がり
「切らなくていいんですか!?」と、言ったのです。
あの時見上げた、真剣な彼の顔。
たぶん、一生忘れません。
告知を受けた直後も、今も
旦那さまはこう言います。
「癌になったら治せばいい。またできたら取ればいい」
大丈夫、なんとかなる。
そう言ってくれた旦那さまの笑顔も思い出しました。
あの時も、温存できる。と聞いてはいたけれど
もしも、切ってみて良くない状態であれば
全摘もありうる…との事でした。
絶対は無い選択しかありません。
だからこそ
今、最善で済んでいる…と感謝できますが…。
「そうですね…いろいろ迷うと思いますが、
しっかり、旦那さまと相談して決めると思います」
そう言うと、看護師さんも笑顔で
「素敵な旦那さまだもんね」
と、言ってくださいました。
きっと、そう遠くない未来に
癌は切らなくてもいい時代が来るのでしょう。
でも、今のところ
癌になったら、消えても切る。
これは安心安全への一番の道のようです。
癌でも切らなくていい未来が
一日でも早く来ますように。
患者さんご本人が心から納得して
受けられる治療が選べるようになりますように…
願わずにはいられません。
