ここのか
今日 6月9日は
父の誕生日でした。
あのまま 生きていたなら
今日 79歳になりました。
でも 誕生日も むなしいだけ。
なぜなら この20日あとに
祥月命日である28日がくるからです。
最後は 苦しませたくないです
という 母の意向に
主治医も わかりました と
眠らせました。
薬を投与して 約一週間で
父は 静かに 迎えにきていた 自分の祖母に導かれ あの世の階段を上がりました。
私が幼かった頃 大好きだった人が みんな
天国にいます。
だからかなぁ? 年をとった人が
お迎えがくるのを待ってる
っていうのは、 若かかりし頃の 懐かしい人たちに
あの世で会えるから
ちっとも怖くないんだろうな。
両親や、叔父、叔母、などが 先にあの世にいたら
たしかに死ぬのも怖くない。
父が この世を去ったとき
私は、36歳になる年で
長女は、小5だった。
ちびは、 翌日が誕生日で五歳になるときだった。
命日と誕生日が重なるのか
と、嘆いたら 主治医は、
いや おそらく ならないですよ
まもなくです
と言いました
亡くなる 一時間前でした。
人は 必ず 死にます。
殺されたり 事故にあって
なんの覚悟もできないままに
いきなり死ぬのは いやだな。
こうやって 病気になって
考える時間があるほうが
悔いがなくていいかも。
父も 悔いが残らないよう
生きたはず。
好きな釣りをしている 後ろ姿が
今も忘れられません。
あのとき 海を見ながら
父は 何を考えていたんだろう?
今年 そちらに 末弟のりょう叔父、行きましたね。
みんな みんな 60代で逝くなんて
やっぱり 祟られてるね。
あと 三人
伯母と 叔母。叔父、だよ?
守ってね?
お願いします!