竹に旬と書いて筍。旬という字は10日を意味する言葉で

例えば4月上旬は10日までを、中旬は20日までをそして下旬は30日。

つまり筍は文字通り竹の子で10日経つと竹になるというほど成長が早い。

子供の頃から筍が大好きでした。

縁あってこの地に引越し。越してから気付いたんですがここは筍の名産地、塚原は目と鼻の先でした。

ついでに言うとこれまた大好きなシャキッとした歯応えが自慢の

大枝(おおえ)の柿も有名です。(記事にもしています)

よく考えればこの辺りの柿も筍も歯応えに共通点ありです。

こういう食感のものが私の好みかも。

1週間ほど前に試し掘りされた物を買った時は茹でて皮を剥いた状態で

一番太いところの直径が4~5センチ。長さが12~3センチくらいでした。

これが10本で3000円。いろんな調理法で頂いてけっこう食べ応えがありました。
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そして今朝、妻が掘りたての筍を買ってきてくれました。
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これも2本で3000円。一本は掘る時に傷が付いたので安くしてくれましたが

それのほうがいい筍でした。

京都市内の専門店で買えば5000円位?

この農家のは絶対いいです。昨年からここでしか買いません。

よければ場所お教えしますけど(-_-;)


朝掘りが一番。この辺りのは藪の手入れが行き届いているのと粘土質の土の

おかげで白子と呼ばれる最上級のもの。

穂先が黄色いのはまだ地上に出てない証し。

皮が黒いと言うか鯖寿司の竹の皮みたいにの光っている物などは最悪。

皆さんも八百屋などの店頭で見かけたら注意してみてください。

時間が勝負です。買って帰ってすぐに茹でます。
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普通は筍の灰汁抜きのために糠と鷹の爪を入れて茹でますが

朝堀で超新鮮。糠も何も入れずに茹でるだけでオーケーです。


他の物なら私が夜に帰宅して写真を撮ってから調理に取り掛かりますが、

筍だけはそうはいきません。妻が写真を撮ってくれました。

もっとも朝掘りで時間があまり経ってないのでアクは少なめですが。

筍料理で私が一番好きかも知れない木の芽和えです。

イカと筍だけです。独活(うど)も入れるのが正統派かもしれませんが

木の芽味噌もほうれん草などで色を加えていません。

木の芽だけの色です。デパ地下の惣菜売り場で有名料亭の出来合いを売っていますが

それらには当然、一部のお店で頂くのより美味しいと自負しています。

もっとも作っているのは妻ですが。今は引越しされたご近所のグルメな奥様に

差し上げたところ、「美味しい」とえらく喜んで頂きました。
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出会い物の若竹煮です。
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筍土佐煮。
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筍たっぷりの肉団子甘酢餡かけ。シャキシャキしておまけにヘルシー。
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筍が一杯なの分かりますか?
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これはあるお店で食べて美味しかったメニューの真似。
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筍の牛肉巻き。照り焼き風のタレを絡めて木の芽を振って。

私も、そして息子たちもお気に入りの一品です。
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若竹の吸い物仕立て。
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茹でただけの物をワサビ醤油で。筍の刺身ですね。

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焼き筍。茹でたものを少し焼いて。もう一度木の芽味噌一緒にもちょっとだけ焼きます。
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〆はやっぱり筍ご飯。

お揚げは炊きあがりのご飯粒くらいに刻んで。

筍はやや大きめに。それ以外に具は入れません。

醤油と酒だけで味付け。

出汁は何も入れません。揚げも吟味して。脂抜きもしなくていいような物を。

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京都の筍料理専門店でこれだけ食べれば1万円は下りません。

ごちそうさまでした!(^^)!

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