—いつ決まったのか?
松岡くん「まあ、数年前からそうした話は出てはいたんですけど、グループっていうのは節目節目にいろいろなことが起きるんですね。5人もいますんで。
ただ、その中で、彼も40歳を超え、自分は自分なりにやりたい道、自分がどこまでやれるのかというチャレンジ、それをやっぱり彼自身の中で突き詰めていきたい、というのが、今年の頭です。
そこで我々は止めることもなく。なぜなら年も年ですし、彼の性格も27年間知っていますから。わかった、もうそれは逆に頑張ってくれ、ということで。
これはお互い、ポジティブにとらえましょう、ということでじゃあ、我々はこうします、ということで話し合いました」
太一くん「けっして山口(達也)がきっかけで、こういうような考えになった訳ではないです。長瀬の考えというのは」
松岡くん「多分5人でもあったであろう話だと思います」
太一くん「なかなか伝わりにくいと思いますが、節目節目にいろいろとあると。
その都度、節目になると話し合って。それを繰り返してここに至った感じで。
新しい道に関しては僕らも送り出していきたい気持ちが強いので。決して喧嘩して別れたとか、そういうことでは全然ない」
松岡くん「はっきり言ってない。やろうと(ライブは)思えばできた。なぜしなかったのかといえば“タイミングではないだろう”とメンバーでジャッジした。
—来年3月までにTOKIOとして音楽活動をする可能性は?
松岡くん「ないです。ファンの方にはとても申し訳ないんですけど、次のステップのための行動。(長瀬脱退を)発表してから寄せ集めでするのも違う。ライブもCDリリースも今のところ考えていない。ファンクラブ会員の方だけに何か、配信を含めて考えています。イベントではない。何かを作って皆さんに見てもらう。僕らも長瀬もこれから楽しもうと思っている。分かりやすく言うと“円満離婚”です」
茂くん「不思議と出なかったですね」
松岡くん「TOKIOをつぶすというのはなかった。先代(ジャニーさん)が亡くなったというのもあって。先代が旅立った後に、もらった名前をつぶすわけにいかない」
太一くん「ジャニーさんがつけてくれた屋号は残しておきたいと」
茂くん「それが責任のような気がした」
茂くん「ジャニーさんへの感謝、事務所への感謝がある」
—グループ名を使っていいと言われたら独立していた?
茂くん「それでも独立してなかった。ジャニーズが好きなんじゃないですかね」
—なぜ新会社を立ち上げるのか?
太一くん「僕らのタレントイメージは“なんでもつくる人たち”。
番組と会社の人たちがつくってくれたイメージ。このレールに乗っかって僕らは走ってきました。これからは僕らが先頭に立っていこうじゃないかと。
福島の木を切って名刺を作るなど、こういったプロジェクトがエンタメになるのかな。企業とタッグを組んでスマホアプリのゲームを作ったり、イベントを開いたりとかできたらいいなと。キャンプ場をプロデュースするとか、アンテナショップを開いたりとか。こういったことに関わる人たち全てをTOKIOと言えるようになったらいいな。
音楽はこれからは趣味になると思う。CDを出すとかではない形で続けていければ」
―誰の発案か
松岡くん「国分。正直、うちの社長(城島)は今でも半分わかっていません。大丈夫。僕が分かっていれば」
茂くん「TOKIOとしていろんなものを作ってきた。
それこそ何もない島で、村で。確かに会社って作ったことないよねって」
切ない気持ちに浸っていたのに、思わず笑っちゃたじゃないか
普通のアイドルは、島も、村も作ったことないよ。
何でも作ることでお馴染みのTOKIOが、その延長で、会社も作っちゃったのか。。。
さすがTOKIO。
太一くん「TOKIOの名前が残ることは喜んでくれました」
—ジャニーさんに報告は?
松岡くん「一周忌に“見ててくれ”というのは言いました」
太一くん「ジャニーさんも想像してなかったことに僕らが進む。“ユー、やっちゃいなよ”とはこういうことなのかなと」
―ジャニーズ事務所ではできなかったことができるようになる?
茂くん「より専門性が強くなるんでしょうかね。パーソナリティーや自分が経験したことをもっと前面に打ち出して掘り下げていけるのかなと」
太一くん「でも、大失敗したら(ジャニーズ本体に)戻る可能性ありますよ」
松岡くん「これは冗談抜きで。すぐにたたみます。これをうのみにしてSnow Manあたりが会社つくったらおかしなことになりますから」
茂くん「そういう動きがあったら僕が全力でつぶします!」
松岡くん「こいつ(城島)なんか数秒でつぶされますよ!」
ー今回の4人の決断について、山口さんにも報告をしたか?
太一くん「5人で始まっているので、僕らの心の中では今は4人で活動していますけど、その5人の絆っていうのは形が変わっても変わっていないので。こういう大きなことがあれば(山口に)報告はします」
松岡くん「節目節目にね。なんだかんだ言って、我々3人の中でも、TOKIOというのは、デビューしたあの5人なので。そこはこれからも変わらない。やってきた絆は絶対なので」
中居くんの退所会見での舞祭組いじりと、「1%から99%の間にはある」を思い出しました。
茂くん「それぞれの道を歩むことになりましたが、長瀬智也とともに新生TOKIOを応援していただければ」
長瀬くんのコメント(FC発表)
「これからもTOKIOは存続します。皆様の変わらぬ応援を勝手ながらよろしくお願いします」
ジャニーズから出向してもらうケースもあると思うけど、まだ固まっていない。
その後は、 次のステージに向かう新生TOKIOと長瀬くんを応援します。
それぞれの未来が幸せに彩られていることを願っています。
ではまた。