京都での着物レンタル、とても素敵な計画です。今の1月だと、京都は空気が澄んでいて、冬の静かな景色に着物がとても美しく映えます。
ただ、今の時期は「寒さ対策」が非常に重要です。現在の最新状況を踏まえ、おすすめエリア、撮影のコツ、そして注意点をまとめました。
1. おすすめエリアと撮影ポイント
京都には着物が似合う場所がたくさんありますが、特におすすめのエリアをご紹介します。
① 東山エリアの清水寺や八坂の塔周辺
「これぞ京都」という写真を撮るならここが一番人気です。八坂の塔は、坂道の下から塔を見上げるアングルが定番で、最も京都らしい一枚になります。
二年坂や三年坂においては、石畳の街並みが美しいですが、非常に混雑するため午前10時前の撮影が狙い目です。八坂庚申堂は、カラフルな「くくり猿」を背景に、SNS映えする写真が撮れます。
② 嵐山エリアの渡月橋や竹林
自然と和の調和を楽しめるエリアです。竹林の小径においては、高い竹に囲まれた空間が、縦構図の写真が美しく決めてくれます。
嵐電嵐山駅のキモノフォレストには、600本のポールに友禅が飾られており、夜のライトアップも幻想的です。もちろん、渡月橋の川を背景に広々とした写真を撮るのも最適です。
③ 岡崎エリアには、南禅寺や蹴上があります
少し大人っぽく、レトロな雰囲気で撮りたい方におすすめです。南禅寺 水路閣においては、赤レンガのアーチ状の橋があり、和装にモダンな雰囲気が加わり、ポートレート撮影に非常に人気が高いです。
平安神宮は、巨大な朱色の鳥居や広大な敷地は、華やかな着物を引き立てます。修学旅行の生徒たちのモデルになるかもしれません。
2. 撮影をより美しくするコツ
「斜め」を意識するのが肝心です。正面を向くよりも、少し斜めに立ち、顔だけをカメラに向けるとしなやかに見えます。
また、後ろ姿になり帯を見せると、着物の主役の一つは「帯」ですから、少し振り返るようなポーズや、髪飾りが見える後ろ姿のカットは、多くの人を魅了します。
例えば、小物を使うのも手です。レンタル店で借りられる和傘や巾着、冬ならファーのショールを顔に少し寄せると、小顔効果と季節感が出ます。
3. 特に冬は知っておくべき注意点
冬の時期は、京都は底冷えします。以下の準備を強くおすすめします。ネックラインは、深いVネックやUネックのヒートテックを着用してください。首元からインナーが見えると台無しになりますから。
それと、足元も冷えるため、足首までのレギンスを履きましょう。タイツは指先が分かれておらず、足袋が履けないのでNGです。貼らないタイプのカイロをバッグに入れておくと便利です。
マナーと規制には気を配りましょう。祇園の「花見小路」周辺などの私道では、無断撮影が禁止されている場所があります。看板をよく確認し、舞妓さんを追いかけたり撮影したりすることは絶対に避けましょう。
歩き方にも気を配ると、草履に慣れていないと足が痛くなるので、歩幅を小さくし、内股気味に「すり足」で歩くと疲れにくく、着崩れも防げます。
一番気になるのは、お手洗いです。着物を着た後のトイレは少し大変です。レンタル店を出る前に必ず済ませておきましょう。行く際は、袖を帯に挟むなどして汚さない工夫が必要です。
以上、冬のことばかり記述しましたが、四季に合う着物の色選びを考えてみましょう。日本の着物文化には「季節を先取りする」という粋な考え方があり、景色との調和、または心地よいコントラストを楽しむのが醍醐味です。
京都の風景に美しく映える、四季ごとの色選びがあります。例えば、春においては、華やかさ・芽吹き・柔らかさ 京都の桜や新緑に溶け込むような、優しいパステルカラーが適しています。
おすすめの色は、桜色、若草色、菜の花色、藤色などです。桜の下で撮るなら、あえて「淡いブルー」や「ミントグリーン」を選ぶと、ピンクの背景に対して自分が引き立ち、非常に綺麗です。
なお、桜が満開の時期に桜柄を着るのは「本物と競ってしまう」ため、あえて「藤」や「牡丹」など、次に咲く花の柄を選ぶのが上級者の着こなしです。
次の夏はどうでしょう。テーマは、清涼感・涼を呼ぶ・透明感です。見た目にも涼しさを与える、寒色系や透け感のある色合いがベストです。おすすめの色は、水色、白、紺色、レモンイエロー、薄グレーなどです。
写真映えのコツとしては、貴船や嵐山の竹林など、緑が深い場所に行くなら「白」や「明るい水色」が眩しく映えます。帯にパキッとした鮮やかな色を持ってくると、写真が引き締まります。それと、浴衣や「絽」という透け感のある素材を選びましょう。
昨今は四季がなくなっていると言いますが、秋も考えてみましょう。テーマは、実り・深み・こっくり感です。紅葉の赤や黄色に負けない、深みのある「こっくりカラー」がよく合います。おすすめの色は、えんじ、からし色、テラコッタ、抹茶色、焦げ茶、深い紫などです。
写真映えのコツから見ると、紅葉が真っ赤な場所では、あえて「紺色」や「深緑」の着物を選ぶと、背景の赤とのコントラストで主役感が際立ちます。逆にベージュ系でまとめると、レトロでアンティークな雰囲気になります。少し厚手の素材感のちりめんなどを選ぶと季節感が出ます。
最後は初めのおさらいとして、冬を記述します。テーマは、静寂・温かみ・凛とした強さです。冬の澄んだ空気や、落ち着いたトーンの街並みに映える、濃いめの色や温かみのある色がおすすめです。色は、濃紺、黒、ワインレッド、ロイヤルブルー、深緑などです。
冬の京都は全体的に色が落ち着くため、「赤」や「金」の小物を差し色に使うと、お正月らしい華やかさと温かみがプラスされます。粋なポイントとして、「梅」の柄を選ぶと「春を待つ」という意味になり、とてもおしゃれです。