AIエージェントとは

 

AIエージェントとは、「特定の目標を達成するために、周囲の環境を認識し、自律的に判断して行動するソフトウェア」のことです。もう少し詳しく言うと、次のようになります。

 

従来のチャットAI(ChatGPTなど)が、「問いかけに対して答える」という受動的な存在であるのに対し、AIエージェントは「やり遂げるべきゴール」を与えられると、そのプロセスを自分で考え、必要に応じて外部ツールを使いながら実行に移すという特徴があります。

 

AIエージェントの主な特徴には。自律性があります。人間が。「次はこれをやって」と細かく指示を出さなくても、目標達成に必要なステップをAI自身が生成し、実行します。

 

また、ツール利用能力も優れています。例えば、ブラウザで情報を検索する、プログラミングコードを実行する、カレンダーに予定を入れる、メールを送るといった「外部ツール」を使いこなします。

 

それから、計画と推論を行います。複雑なタスクを小さなタスクに分解し、「まずAを調べ、その結果に基づいてBを行い、最後にCをまとめる」といった論理的な組み立てを行います。

 

従来のチャット型のAIとの違いを比較してみましょう。従来のAIチャットでは、動作の起点が、ユーザーのプロンプトごとであり、役割は、知識の提供や文章作成となります。AIエージェントは、動作の起点が、最初に与えられた「目標」であり、役割が、タスクの完結や実行になります。

 

また、従来のAIチャットのやり取りは、一問一答が基本になるが、AIエージェントでは、試行錯誤しながら自律的に進むことになります。具体的に、従来のAIチャットは、「旅行のプランを考えて」、AIエージェントでは、「予算5万円で宿を予約して」となります。

 

活用例において、「最新のAIトレンドについて調査して、競合他社の分析レポートをPDFで作っておいて」と頼むと、ネット検索から執筆まで完結させます。また、ソフトウェアのバグを見つけ、修正案を提示するだけでなく、実際にコードを書き換えてテストまで行います。

 

秘書業務においては、複数の人の空き時間を調整し、会議室を予約し、参加者に通知を送るようになります。現在は、ユーザーが自分のPC内で動かす「AutoGPT」のようなものから、特定の業務に特化したエージェントまで多様な開発が進んでいます。

 

今後将来的には、複数のAIエージェント同士が連携して、一つの大きなプロジェクトを動かす「マルチエージェント」の仕組みも、一般的になると予想されます。以上、知りたい情報の一助になれば幸いです。