「結婚しないと孤独死する」なんて言われたことはないですか? 単純に考えると、配偶者がいれば一人にならないということに思える。でも、結婚していても配偶者に先立たれる、あるいは離婚や家庭内別居などで、最終的に独居になるケースは多い。
そうなると、既婚や未婚を問わず誰にでも孤独死の可能性はあります。もし一人になっても子どもがいればそうではなくなる。しかし子どもが遠くに住んでいたり、仲が悪かったりしたら、やっぱり孤独死するかもしれない。
逆に、未婚や独身であっても適切な対策やコミュニティとのつながりがあれば、一人で生活していても発見が遅れるような「悲惨な孤立死」は防げます。
独身でも孤立死を防ぐ対策は考えられます。一つは、見守りサービスの活用です。
スマート電球、電気ポットの開閉センサー、自治体や事業者の訪問確認サービスを利用します。
また、趣味のサークル、地域の活動、SNSや友人と定期的に連絡を取る習慣を作る。
それと、高齢期にはサービス付き高齢者向け住宅やシニア向けマンションなど、安否確認がある住居への移居を検討する。
あるいは、地域包括支援センターなど、万が一の時に頼れる公的機関を事前に把握しておく。
以上、孤独死の本質的な問題は「未婚か既婚か」ではなく、「社会や人とのつながりが完全に断絶しているか」です。独身であっても、意識的に防犯や見守りの環境を整えておけば極端に恐れる必要はありません。