転職しようとしたけれど

 

仕事を辞めて、新しい仕事に就こうとしたとき、転職サービスを受けるかもしれません。でもそこには、転職サイトの裏事情が存在します。よって自分がしたい仕事を見つけ出したのかは怪しい部分が残る。

 

転職サイトは、一見すると「求職者が無料で仕事を探せる便利なツール」ですが、ビジネスモデルの構造上、企業側が顧客であり、求職者は「商品」または「サービス対象」という側面を持ちます。そのため、サイトの表示結果やエージェントのアドバイスには、仕組み上の「偏り」や「裏事情」が存在します。

 

そもそも転職サービスサイトに掲載されるには、広告枠の販売の縛りがあり、資金力のある企業の求人が上位に表示されやすい特徴があります。または、採用決定時の報酬支払いがあったりして、紹介エージェントの紹介したい転職先があります。ということは、自分で転職先を探しているようで、大手に目を奪われたり、紹介の転職先に誘導されたりします。

 

つまり「おすすめ求人」は、求職者に最適なお勧めでない場合があります。履歴書を送っても、それに合致した求人情報が送られてくるわけではないということ。企業が払っている広告掲載プランのランクに強く影響を受けていたり、転職エージェントの売りたい転職先が送られてきたりする。仮に内定が決まっても自分が見つけ出した転職先でない可能性もある。

 

転職後に「なんか違う」となって、また転職サイトのお世話になるかもしれない。ただ単に人手不足の企業などに転職させられたと後悔するかも。転職エージェントの「今月中にあと1人決めたい」「紹介手数料率が高く設定されている特別な案件がある」と言った声が聞こえてきそうだ。

 

以上のことから、求職者側には、上手な「使い倒し方」というのがあってもいい。それには、一人のエージェントの意見だけを鵜呑みにせず、複数社比較して客観性を保つことが大事になります。気になった求人は、企業の「自社採用ページ」も確認する。掲載が終わっている求人でも、直接応募なら受け付けているケースがあります。ノルマ優先で強引に進めてくる担当者の場合は、遠慮なく変更を申し出ることが肝心です。