とりわけ災害時において、「やさしい日本語」で情報発信を行う主な理由は、言葉の壁を低くし、誰もが大切な情報から取り残されないようにするためです。
具体的には、以下のような目的とメリットがあります。
【外国人への迅速かつ正確な伝達】
日本に住む外国人の多くは、英語よりも「簡単な日本語」の方が理解しやすいと言われています。特に災害時や行政の手続きなど、命や生活に関わる情報を素早く伝えるために不可欠です。
【子どもや高齢者への配慮】
難しい漢字や専門用語、聞きなれない外来語を減らすことで、まだ言葉を勉強中の子どもや、認知機能が変化した高齢者にも、内容がスムーズに伝わります。
【障害のある方への利用しやすさ向上】
知的障害がある方や、聴覚障害があり手話を第一言語としている方にとっても、一文が短く簡素な表現は読み取りやすくなります。
【誤解や伝達ミスの防止】
遠まわしな表現を避け、結論から短く伝えるため、受け手による解釈のズレの誤解が起こりにくくなります。
以上のように「やさしい日本語」は、情報発信者にとっても「情報を本当に届けたい相手に正しく理解してもらえる」という大きなメリットがあります。