スマホ気象病の対策と予防

 

スマホ気象病とは、スマートフォンの長時間の使用による首や背中のこり姿勢の崩れと、天気や気圧の変化による自律神経の乱れが掛け合わさることで、体調不良が引き起こされる現代病の一種です。

 

医学的な正式病名ではありませんが、近年、気圧の変化に伴う「天気痛」に悩む人のなかで、スマホのヘビーユーザーに特に多く見られることからこう呼ばれています。

 

では、なぜ起こる? 主なメカニズムを見ていきましょう。原因は、「首への負担」と「気圧の変化」のダブルパンチです。

 

まず、ストレートネックによる神経の圧迫があります。スマホを見る際、うつむき姿勢を長く続けると、首の骨のカーブが失われる「ストレートネック」になりやすくなります。首には自律神経の重要な神経の束が通っているため、ここが圧迫されると自律神経が正常に働かなくなります。

 

また、内耳の過敏反応もあります。気象病は、耳の奥にある「内耳」が気圧の変化をセンサーのように敏感に察知し、脳に過剰な信号を送ることで起こります。スマホ首によってすでに自律神経が乱れていると、この気圧の変化に対する耐性が下がり、より強い不調を感じてしまいます。

 

次に、具体的主な症状を見ていきましょう。一般的な気象病と同じく、低気圧が近づくときの天気が崩れる前や、季節の変わり目に以下のような症状が出やすくなります。

 

頭痛において、特に締め付けられるような緊張型頭痛や、ズキズキする偏頭痛。また、めまいやふらつき、頑固でなかなか取れないもの首こりや肩こり。かつ、全身のだるさや疲労感があります。他に、気分の落ち込みやイライラ、そして、目の奥の痛みや眼精疲労もあります。

 

最後に、今すぐできる対策や予防法を見ていきましょう。自律神経を整え、首の負担を減らすことが根本的な解決につながります。

 

1. スマホの「持ち方」を変える

 

スマホの画面を目の高さまで上げて見るようにします。要するに、うつむかない。脇の下に反対の手を挟むと、腕が上がってキープしやすくなります。

 

2. 耳のマッサージは内耳の血流改善になります。

 

気圧センサーである耳の周りの血行を良くすると、症状が和らぐことがあります。両耳をつまんで、上・下・横にそれぞれ5秒ずつ引っ張る。または、耳を引っ張ったまま、後ろに向かって大きく5回まわす。

 

3. デジタルデトックスと睡眠

 

就寝前の1から2時間はスマホを見るのを控えましょう。画面のブルーライトは交感神経を刺激し、自律神経の乱れを悪化させます。

 

4. 首を温める

 

蒸しタオルや首用のホットアイマスクなどで首の後ろを温めると、筋肉の緊張がほぐれ、自律神経のバランスが整いやすくなります。

 

以上のことを参考にして、スマホ気象病の対策と予防につなげましょう。