花見でのカメラワーク

 

もうすぐ桜の季節です。お花見での撮影は、ピンク色の花びらと空のコントラストをどう扱うかがポイントです。せっかくの綺麗な桜を「目で見た通り」あるいは「それ以上」に写すためのコツをまとめました。

 

1. 設定の基本は明るめが正義

 

桜の写真は、カメラ任せのオートだと意外と暗く写りがちです。これは背景の空の明るさにカメラが騙されてしまうためです。

 

そうならないために、露出補正をプラスにする。スマートフォンの場合は、画面をタップして太陽マークのバーを上にスライドさせましょう。+0.7〜+1.0 くらいに設定すると、花びらの透明感がアップします。

 

また、ホワイトバランスを調整しましょう。「曇天」モードに設定すると、全体的に赤みが増して、より温かみのあるピンク色を強調できます。

 

2. 構図のテクニック

 

「ただ撮っただけ」から卒業するための3つの視点があります。1つ目は、木全体を撮るとゴチャゴチャしがちです。一番きれいに咲いている「一房」にグッと寄ってみてください。

 

2つ目は、ピンクと水色は相性抜群です。逆に曇り空の場合は、空を入れすぎず、木の幹や地面の芝生の緑を背景にすると色が引き立ちます。

 

3つ目は、レンズのすぐ近くに、桜の枝をわざと映り込ませて撮ると、ふわっとしたピンクのフィルターがかかったような幻想的な写真になります。

 

3. シチュエーション別のコツ

 

夜桜は、フラッシュはオフに。街灯の光を利用し、手ブレしないよう脇を締めて固定します。人物と一緒の時は、桜を背景にするだけでなく、人物の顔の近くに低い位置の枝を持ってくると華やかになります。

 

また、散り際は、地面に落ちた花びらの絨毯や、水面に浮かぶ「花筏」を真上から狙うのも風情があります。桜のピンクをより鮮やかにしたいなら、スマホの編集機能で「彩度」を少し上げ、「シャドウ」を明るくしてみてください。これだけでプロっぽい仕上がりになります。