Wi-Fi 6のサポート終了
「Wi-Fi 6のサポートが終了する」という話を聞くと、驚かれるかもしれませんが、これは「Wi-Fi 6という規格が使えなくなる」という意味ではありません。
正確には、「初期に発売された一部のWi-Fi 6ルーター製品」において、メーカーによる修理やセキュリティアップデートの提供が順次終わっていく、というライフサイクルの話です。
なぜ今この話題が出ているのか、ポイントを整理して解説します。
1. 「規格」ではなく「製品」のサポート終了
Wi-Fi 6自体は現在も主流の最新に近い規格です。しかし、Wi-Fi 6のルーターが初めて登場したのは2019年頃です。ルーターのサポート期間は、発売や製造終了から5年前後とされることが一般的です。
2019年〜2020年頃に発売された初期のWi-Fi 6ルーターが、発売から5〜6年経つ2025年〜2026年にかけて続々とサポート期限を迎えています。
2. サポートが切れるとどうなる?
「ネットに繋がるならそのままでいい」と思われがちですが、実はリスクがあります。新しいウイルスや攻撃手法が見つかっても、修正プログラムが配布されなくなります。最新のスマホやPCを接続した際、不具合が起きても改善されなくなります。
3. 次世代規格「Wi-Fi 7」と「Wi-Fi 8」の影響
技術の進歩が非常に速くなっていることも背景にあります。2024年にWi-Fi 7が正式にリリースされ、2026年現在はハイエンドモデルだけでなく、一般向けにも普及が進んでいます。
すでにWi-Fi 8の規格策定も進んでおり、メーカーは古い製品のサポートを切り上げ、新しい規格の製品へリソースを集中させる傾向にあります。
以上、もしお使いのルーターが2019年〜2020年頃に購入した初期のWi-Fi 6モデルであれば、以下の手順で確認することをおすすめします。まず、ルーター本体の背面や底面にある型番をメモする。
そして、メーカーサイトをチェックする。「[メーカー名] ルーター サポート終了」で検索し、自分の型番がリストに入っていないか確認する。
それから、買い替えの検討に入る。もしサポート終了が近い、あるいは終了している場合は、より高速で安定したWi-Fi 6EやWi-Fi 7対応モデルへの買い替えを検討するタイミングです。