突然のバッテリー上がり、焦りますよね。「とりあえず何かしなきゃ」と動きたくなりますが、実は良かれと思ってやったことが、車両の火災やコンピューターの故障、最悪の場合は爆発を招くこともあります。
絶対にやってはいけないNG行為をまとめました。まず、絶対にやってはいけない5つのことがあります。
1. 無理にエンジンをかけ続ける
「あと一息でかかりそう!」と何度もキーを回したりスタートボタンを押したりするのはNGです。バッテリーに残ったわずかな電力を使い果たし、完全に「空」の状態になります。こうなると、充電しても復活しなくなり、バッテリー交換が必須になってしまいます。
2. ブースターケーブルの接続順序・場所を間違える
他人の車から電気を分けてもらう際、適当につなぐのは非常に危険です。順番を間違えると激しい火花が散り、バッテリーから発生している可燃性ガスに引火して爆発する恐れがあります。また、電子回路をショートさせ、高額な修理代がかかることもあります。
3. ハイブリッド車を「救援車」にする
バッテリーが上がったガソリン車を助けるために、ハイブリッド車のエンジンルームから電気をあげるのは原則NGです。ハイブリッド車のシステムは大きな電流が流れることを想定して設計されていないため、救援側のハイブリッドシステムが故障するリスクが非常に高いです。
逆に、ガソリン車からハイブリッド車を助けるのは基本的には可能です。
4. バッテリー本体を叩く・揺らす
昔の乾電池のような感覚で衝撃を与えるのは無意味どころか危険です。バッテリーの内部は希硫酸という強酸性の液体が入っています。容器が破損して液が漏れると、周囲の部品を腐食させ、人体にかかると化学火傷を負います。
5. AT車の押しがけ
マニュアル車では定番の「押しがけ」ですが、現在の主流であるオートマ車では不可能です。構造上、タイヤの回転がエンジンに伝わらないため、車を痛めるだけでエンジンはかかりません。
では、正しい対処法はどうすればいいのでしょう。安全に解決するには、以下の3つのいずれかが推奨されます。
一つ目が、JAFや任意保険に付帯している無料のロードサービスを呼ぶのが最も確実で安全です。
二つ目が、お持ちであれば、モバイルバッテリー型のジャンプスターターを説明書通りに使用してください。
三つめが、ガソリン車の救援車がいる場合、プラス→プラス→マイナス→救援車のボディアースの順で繋いでください
以上、車のバッテリー上がりの対処方法です。参考になれば幸いです。