オンラインゲームは、世界中のプレイヤーと繋がることができ、手軽に楽しめるエンターテイメントですが、同時に様々な危険性も潜んでいます。主な危険性と対策について解説します。
個人情報の漏洩について、オンラインゲームでは、アカウント作成時やチャット機能などで個人情報を入力する機会が多く、それが漏洩するリスクがあります。熱中するあまりゲーム仲間を信頼して、個人情報を漏らしたり、現実にあったこともない人と会うことも躊躇しません。
漏洩した個人情報は、詐欺やなりすましなどの犯罪に悪用される可能性があります。バーチャルで会うのと、現実に会うのは全く違うものです。そのギャップにトラブルが起こることもあります。女性の被害者が統計で増えています。
対策としては、安易に個人情報を入力しない。パスワードを複雑なものにし、定期的に変更する。不審なサイトやアプリは利用しない。オンラインゲームには、アイテム課金やガチャなど、お金を使う機会が多く、高額請求につながる可能性があります。
また、アカウントやアイテムの売買を持ちかける詐欺も存在します。課金は慎重に行い、上限を決める。ゲーム内の規約を守り、RMT(リアルマネートレード)は行わない。見知らぬ人からの金銭に関する話は信用しない。
オンラインゲームでは、匿名性が高く、相手の顔が見えないため、言葉遣いが荒くなったり、誹謗中傷やいじめに発展したりする可能性があります。また、ゲーム内で知り合った人と実際に会うことで、事件に巻き込まれるリスクもあります。
それを避けるには、相手への思いやりを持ち、丁寧な言葉遣いを心がける。個人情報を安易に教えない。ゲーム内で知り合った人と実際に会うことは避ける。加えて、長時間ゲームをプレイすることで、視力低下、睡眠不足、運動不足など、健康を害する可能性があります。
また、ゲーム依存症になるリスクもあります。プレイ時間を決め、適度に休憩を取りましょう。ゲーム以外の趣味や運動も行う。ゲーム依存の兆候が見られたら、専門機関に相談する。
そして、ゲームのアカウントがハッキングされ、不正にログインされることもあります。ゲームの改造ツールやチートツールをダウンロードすることで、ウイルスに感染するので注意が必要です。
そのためにも信頼できる公式サイトからゲームやアプリをダウンロードする。セキュリティソフトを導入し、常に最新の状態に更新する。不審なファイルやURLは開かないことが重要です。
その他として、オンラインゲームは、年齢制限が設けられている場合があります。年齢制限を守ってプレイすることも大切です。オンラインゲームに関連するトラブルにあった場合は、消費者ホットラインや警察に相談しましょう。オンラインゲームは、ルールとマナーを守って安全に楽しくプレイしましょう。