1月12日 Fresh 屋外大撮影会 恵夢さん | 四六時中スランプです!

四六時中スランプです!

何の取柄も無いネガティブなおっさん。人生そのものがスランプです。

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 最近はカメラ雑誌や撮影ハウツー本などほとんど見ないのですが、以前(といっても10年以上前)は結構読み漁っている時期もありました。その頃、ポートレートに関する記述の中に「晴れているより曇りくらいのほうが光がやわらかくポートレートに向いている・・・」といったことが書かれている事が結構あったように思います。個人的見解を言わせてもらえば自分はこの意見には賛同できない部分が多いです。レフ板も使えない、デイライトシンクロもできない、太陽光の向きも自由に設定できないという条件ならばある程度理解できますが、実際にはそんな条件でポートレートを撮ることはほとんどないと思います。曇りだと色彩感がかなり損なわれますし、意外と白い空というのは眩しく、案外モデルさんの目が開かない事も多いです。さらに白い空は絵的に見栄えが良くないのでそれを画面から出来るだけ外すために構図がかなり制限されてしまいます。利点といえば濃い影ができにくい事くらいですが、晴れていても置きレフや片手レフでも結構効果が期待できます。そんなわけで自分は晴こそがベストだと思っています。

 冬の午後は太陽の位置が低く、フレア、ゴーストが出やすい事もありますが、ある程度ならそれもその季節らしさを演出してくれるので、それもありかな、と思います。