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「暑さ寒さも彼岸まで」とは良く言ったものでこの数日めっきり涼しく秋の陽気になりました。つい先週までは「9月だっていうのにぜんぜん涼しくならないなぁ」なんて言っていたのですが、ここ最近は毛布無しでは寝られなくなりました。
以前自分は野草の写真を良く撮っていました。この時期はヒガンバナの赤やキクイモやアワダチソウの黄色、センニンソウの白、ツルボのピンク色など、むしろ夏よりもカラフルな野の彩りを楽しむことができます。自分にとって野草の写真を撮りに行く「漁場」は、田んぼの畦や河原、林やその周辺の草むらといったところなのですが、夏場のこうした場所は例外なく暑く、毛虫や蚊が多く、そのわりに花が少ないという状態なので、秋の訪れが待ち遠しく感じたものでした。暑い夏を乗り越えてこの時期に可憐な花を咲かせる野草の姿も写真の題材としては魅力あるものだと思います。写真という趣味を始めるにあたってこうした花の写真を「入口」とされる方は多いと思います。
川出ゆまさん。自分にとっては今回はじめましてのモデルさんです。屋外大撮影会に登場するのは2回目との事ですが、前回は雨に降られたとのことで今回傘無しで参加できたことを喜んでいました。今回の場所は葛西臨海公園。撮影日当日は薄曇りで、一時よりも暑さは一段落といった陽気でした。そんな中でモデルを務めてくれたゆまさん、見てのとおり可愛らしさと大人っぽさが同居した美人さんです。第一印象はちょっとクールな感じかなぁ、と思ったのですが話してみるととっても気さくな方で、とても楽しく撮影をさせてもらう事ができました。三重県出身で東京にきて2年、ようやくこちらにも慣れてきたとか、最初の頃は大きなターミナル駅で迷ったり、雑踏の人ごみに人酔いしたりしたこともあったとの事。「そのころはまだまだピュアだったんだね」と言ったら、「今でもピュアです!」と突っ込まれてしまいました。
10月の初旬にも屋外大撮影会への参加が予定されているゆまさん。少しづつ深まる秋の風情にどんな表情を見せてくれるのでしょうか。
初秋の一日
撮影会午後の部の休憩のとき、写真の写り具合を確認したいとゆまさんが来た時、カメラに興味をもったのか「私も撮ってみたい」といって写した写真がこの写真です。彼女にとってデジタル一眼でのファーストショットは葛西臨海公園から見た東京湾上空の雲の写真でした。