(夫婦の悲劇を伝えるGMAニュース)

フィリピンの大手テレビ局GMAが報じたニュースによると、

フィリピン人夫婦は、夫が日本、
妻は5歳の娘とアラブ首長国連邦のドバイへ
別々に出稼ぎに行っていたということです。

2人は久々の休暇で、
ケソンシティの賃貸アパートで、
一緒に過ごしました。

ところが、5月23日午前3時頃、
近所の人が銃声を聞いた。

すると、娘が血のついたドレスでうちから出て来たという。

夫婦はどちらも頭を撃たれた状態で死んでおり、
45口径の拳銃が現場で発見された。

捜査員によると、

「夫婦のうち、どちらかが相手を撃ってから、自殺をしたのではないか」

という見方だということです。

娘にけがはありませんでした。

犯行の動機はジェラシーと見られていて、
娘は「父親はよく嫉妬していた」
と、捜査員に話してたそうです。

海外に出稼ぎしているフィリピン人労働者を
OFWといいますが、

せっかく夫婦が水入らずで話して、
だんだんと嫉妬に変わっていったのでしょうか。

現地メディアのジャーナルオンラインによれば、

妻と娘は5月15日にドバイから帰国。
夫は5月21日に日本から帰国

とありますので、夫婦一緒に過ごしたのは
たったの2日間くらい。

ですが、親族は、夫婦が頻繁に口論して、
いい状態ではなかったという。

夫は頭に傷を負っていたが、
妻はこめかみに傷を負っていたという。

2個の実弾と2個のシェル、
それにピストルが夫の体のそばで見つかったそうです。

夫が妻を撃ってから、
銃口を自分の口に入れて撃ったのではないか
と見られていますが、
よくハッキリわからないということです。

妻と娘は事件の翌日の24日(土曜日)
ドバイへ帰る予定だったそうです。

このニュースを読んで、
妻と5歳の娘がドバイに滞在して、
働くということがあるんだなと思いました。

こういう場合、
子どもはフィリピンに残していくものと思っていました。

パサイのモールオブアジアなどの高級デパートで
ショッピングしたり、食事を楽しんだりしているフィリピン人は、
家族にOFWがいる場合が多く、
海外からの送金してもらっているからだと、言われます。

しかし、夫婦が違う国に生きた結果、
家族がバラバラになってしまう悲劇と思います。

5歳の娘にケガがなかったのが、
せめてもの救いでした。



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